DV夫の行動に悩まされていませんか?
DVの被害に遭っている人の中には、別れたいのに別れられない、別れ方がわからない人もいます。
DVは我慢してはいけません。あなたは悪くない。
DV彼氏やDV夫から離れたい、別れて新しい人生を歩み出したい人は、この記事を読んでください。
彼はDV男なの?そんな時には以下のチェックリストを。
DV男の特徴とは?要注意!隠れDV夫の診断チェックリスト
もくじ
DV彼氏・DV夫と別れたいのに別れられない…
DVはつらいもの。
叩かれれば痛いし、言葉で罵倒されるのも気持ちが落ち込む、収入や交友関係を管理・監視されて、息が詰まる……。
しかし、DV被害者の中には、どんなにひどい扱いを受けても、DV彼氏やDV夫から離れられない人がいます。
DV彼氏・DV夫なのに好き
DVを受けている女性の中には、「別れたいけど好きな気持ちも残っている」という人がいます。
DVはつらいけど、彼のことは好きなので離れられないのです。
では、なぜ暴力を振るうような理不尽で自分勝手な彼なのに、別れられないのか、そこには女性の持つ母性と「共依存」の問題があります。
母性によって彼から目が離せない
DVを受けても離れられない女性の心の中には、こんな心理が潜んでいます。
- 「こんな彼だから、世話を焼いてあげなければ」
- 「こんな彼だから、私が一緒にいてあげなければ」
優しく、母性の強い、素敵な女性に限って、こういった気持ちが生まれ、DV男から離れられなくなります。
共依存によって彼に追いすがる
DVを受ける女性の中には、「共依存」という状態になってしまう人もいます。
母性と少し似ていますが、共依存は「自分の存在意義を彼によって確かめたい」という依存心によって起こります。
「彼を愛せるのは私だけ」
と自分の存在意義を暴力男を愛し、保護することで感じているのです。
また、DV男は暴力を振るうだけでなく、反省してみせたり優しく振る舞ったりもします。
そこで、被害者は
「暴力もあるけど、本当は優しい人なんだ」
と刷り込まれ、別れようとしても良かった時を思い出し、別れにくくなることもあります。
DVを周囲に知られたくなくて別れられない
DV夫やDV彼氏と別れることは、普通の異性と別れるよりもトラブルが起こりやすいものです。
「別れる」と言っただけで、暴力の被害に遭う可能性もあります。
そのため、第三者を間に入れる必要が生じることが多くなります。
しかし、女性の中には、DVの事実を隠したい、知られたくないと思う人も多いのです。
- 「DVを知られるのは恥ずかしい」
- 「大げさにしたくない」
- 「心配をかけたくない」
など、他人を巻き込むことを避けるため、別れ話が前に進みません。
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専業主婦だから別れられない
専業主婦で、夫が外で稼いでいる女性は、別れたら自分が稼げるかどうか不安で、なかなか別れる決断ができません。
そのため、専業主婦の妻を持つ夫も「自分と別れないだろう」と思って、DVをしているものです。
でも、専業主婦でも不安なことが解消できたら、離婚することも可能になります。
DV彼氏・DV夫と別れられない人の対策
DV彼氏・DV夫と別れられない、別れなくないと思ってしまう人は、まず別れた方が良いんだ、と思えるようにしましょう。
もし、自分の彼氏や夫がDVをしていると思えない人も、自分が彼にされてきたことが正しいのかどうか、考えることが必要です。
DVを自覚する・目を背けない
自分がDVを受けたと感じたら、その気持ちや自覚を無視したり、我慢してはいけません。
確かに、愛する人がDV男だったという事実は受け入れがたいものです。
しかし、ここを認識しないと先へ進めません。
「なぜか彼と一緒にいるのが辛い」「DVかも?」と思ったら、まずは第三者に話をしてみましょう。
話を聞いた人はきっと「それはDVだよ」「普通だよ」など、意見をくれるので、それを判断材料の一つにするのがおすすめです。
彼からされたことをノートに書きだす
冷静に彼の行為を振り返るために、1人でノートに書きだしてみるのもおすすめです。
これならば、第三者を巻き込まないため、あまり大ごとにしたくない人にも安心です。
彼にされたこと、自分の気持ちなどを書いていくことで、落ち着いて彼のしたことが正しいかどうかを見定められます。
また、日記形式で、細かく詳しく書いておくと、のちのち、DVの証拠にもなります。
匿名の掲示板で意見を募る
ネットなどでコミュニケーションを取れる人は、匿名掲示板などで見知らぬ第三者からの意見を募ってみるのもおすすめです。
匿名掲示板ならば、自分や彼のことを知られずに、効率よく他人の意見を聞けます。
厳しい意見も出ますが、意外なほど親身になってアドバイスや意見を出してもらえます。
DV夫・DV彼氏と安全に別れる手順
DV夫やDV彼氏と安全に別れるためには、第三者を介入させ、自分を安全圏内に置いて、行動することが大切です。
「話せば分かってくれる」などと甘い期待をして、自分ひとりで立ち向かうのは避けてください。
別れに失敗して、ひどい暴力を受けたり、(二人の子どもがいたら)子どもを人質のように使われたりすることもあります。
実際に話してスムーズに別れられたとしても、それは結果論にすぎません。
まずは、もっとも安全な状態を作りましょう。
できるだけ証拠を残す
DV男は外面がいいため、証拠がないと信じてもらえないことがあります。
DV被害を受けたら、まずはできるだけ証拠を残し、今後の動きが有利になるようにしましょう。
夫婦ならば離婚や慰謝料請求のために役立つ準備です。
また、同棲などしていない恋人同士でも、証拠があれば、第三者にDVの事実を分かってもらい、味方になってもらえます。
身の危険を感じた際に保護を求める時などにも、証拠があると話がスムーズです。
- 録音・録画
- 日記をつける(見られる恐れがあるため注意)
- 医師の診断書
- 怪我やあざを写真に収める
危険を感じたら避難する
心身に危険が迫っている、暴力がエスカレートした場合には、すぐに避難が必要です。
彼が会社に出かけているなど、彼と離れている間に、できるだけ安全な場所へ身を隠しましょう。
夫や彼氏の知らない友人や親兄弟、頼れる人がいない場合には、公的専門機関へ助けを求めることをおすすめします。
弁護士・公的専門機関へ相談
DVの相談をするなら、弁護士や婦人相談センターなどがあります。
専門的な立場から、
- 面談、同行支援などの直接支援
- 安全な居場所の提供
等を行います。
弁護士は、離婚の協議や調停、訴訟の準備や代行もしてくれます。
依頼をすれば、その時から弁護士がDV夫との間に入ってくれて、自分は一切、DV夫の対応をせずに過ごせます。
精神面でも解放されて、安心して生活できるようになるでしょう。
本格的な相談は敷居が高いと思ったら、まずはココナラでお悩み相談・カウンセリングを利用するのもおすすめです。
ココナラは、さまざまな専門家、スペシャリストが登録しているスキルシェアサービス。
気軽にオンライン相談を依頼できます。
会員登録はメールアドレスと生年月日だけ。
プライバシーも安心、価格設定も低め・追加料金が勝手に加算することもありません。
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別れたら復縁しない
DVを受けた相手と無事に別れられたら、何があっても復縁してはいけません。
DVをする人は、言葉巧みに反省したそぶりを見せるかもしれませんが、そんなに簡単にDVは治らないものです。
そのためにも、一度別れたら、
- 連絡を取らない
- 連絡が来ても応じない
- 会わない
- 言葉に耳を傾けない
を貫きましょう。
離婚後や別れた後も、しつこく連絡をするDV男もいます。
また、それにほだされて「反省しているなら・・・」と元さやになる女性もいます。
しかし、DVはそんなに簡単になおりません。
脅したり、猫なで声ですり寄ってきても、一切相手にせず、できればブロックや着信拒否をしましょう。
付きまといの危険がある場合には、転居やシェルターの利用の検討が必要です。
※緊急を要する場合には、24時間受け付けている公共の窓口を選びましょう。
DV彼氏やDV夫にだまされない!
DV男は、相手の女性に罪悪感を植え付け、支配しようとします。
しかし、あくまでも悪いのは暴力をふるうDV男で、自分は悪くありません。
まずは、自分がDVの被害者であることを認識して、早急にDVから解放される道を探しましょう。
DVに似た夫婦間、カップル間のトラブルには「モラハラ」もあります。
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