雑談・ネタ

Twitterで都々逸・俳句・川柳を始めました(3)【管理人ねこたの独り言】

こんにちは。都々逸だいすき猫のねこたです。Twitterやっているうちに、何故か都々逸にハマり中。1回目・2回目に続き、ふたたび都々逸の魅力を伝えつつ、ちゃっかり自分の作品を公開しますね
ねこた
ねこた

今回も、都々逸一本で。

よかったら過去記事も見てってください。

Twitterで都々逸・俳句・川柳を始めました(1)【管理人ねこたの独り言】

Twitterで都々逸・俳句・川柳を始めました(2)【管理人ねこたの独り言】

都々逸のルールとは

都々逸には基本ルールがあります。

筆者のねこた本人も、あまり偉そうなことは語れませんが、このルールに従わないと、ちょっと違和感のある作品になってしまいます。

「七七七五」で作る歌が都々逸なのは、(1)でも述べました。

都々逸は、俳句「五七五」や短歌「五七五七七」とは違い、「七七七五」です。

また、それだけでなく、3つの「七文字」についても、ちょっと細かなルールが設けられています。

(「文字」というより、「音」=「読み方」ですね)

それが、「三四・四三・三四・五」です。

「三四・四三・三四・五」とは

「三四」とは「3音と4音で分けてね」

「四三」は「4音と3音に分けてね」ということです。

たとえば有名な「立てばシャクヤク 座ればボタン 歩く姿は ユリの花」では、

「立てば/シャクヤク」=「3音/4音」

「座れば/ボタン」=「4音/3音」

「歩く/姿は」=「3音/4音」となっています。(完ぺき)

そこへいくと、素人の筆者はルール無視の作品も多々あります。

 

ただし、都々逸には例外として、頭に「五文字」を加えて「五七七七五」の形があります。

これは「五字冠り」と呼ばれる手法で、間違いではありません。

字余りはOK?NG?

俳句や川柳などでは、「字余り」という言葉があります。

文字通り、「字が余る、オーバーしてしまう」ことです。

7文字のところを8文字に、といった字余り、都々逸でも起こりえます。

ただし、都々逸でやっていい字余りは、最初の七と3番目の七のみです。

文字のブロックの呼び方
  • 最初の七文字を「上七」
  • 二番目の七文字は「中七」
  • 三番目は七文字「下七」
  • 最後の五文字は「座五」

つまり、上七と下七のみ、字余りしてもいい、中七はダメ、ということになります。

また、字余りのルールとして、「四文字/四文字」にしましょうね、という決まりもあります。

これを守ると、すっきりキレイで流れがスムーズな都々逸ができます。できるはずです。

ねこたのつぶやく都々逸集

素人ながら、少しずつTwitterで書き溜めてきた都々逸です。

#ねこたのどどいつ」のタグで管理してきました。

ほとんどが冗談のような内容ですが、すべて結構まじめに頭をひねっています。

都々逸についての都々逸(なんのこっちゃ)

文字数決められ
伝統守り
そこから生み出す
君らしさ

カッコいいこと
言おうとすると
いつも必ず
ハズす僕

Twitterへの思いを都々逸で

初めて予約で
ツイートしたが
どうせ気になり
起きて待つ

見ず知らずの人
袖振り合って
ネットの出会いも
縁は縁

酔ってしたため
朝振り返り
思わずデリート
押すねこた

親として

お子さんを持つ、パパママと子どもたちへ。

結んで開く
小さなおてて
そこには無限の
可能性

筆者の息子が、料理をはじめ、上達しないからと意気消沈。

親に似たのは
三日坊主か
それとも料理の
腕前か

酔っ払いの都々逸

どどいつは、かの昔、お酒を酌み交わしながら歌ったものだとか。

もし今ここに
あなたがいたら
朝まで一緒に
酌み交わす

酔いにまかせて
つぶやく言葉
明日の朝には
色あせる

何もなかった
かの振る舞いに
噛んだ袖さえ
夢芝居

恋愛系都々逸

恋愛もの、色恋ものは、うまければ都々逸の粋が出るのですが…

雪に浮かれて
景色撮る君
その背を思わず
写す僕

流星さがす
あなたのとなり
空見る横顔
見つめてる

先ほど「「三四・四三・三四・五」とは」の最後に説明した「五七七七五」で作りました。

酔いつぶれ
歩くことさえ
危ないくせに
歩道側を
譲る君

日曜日へ

目覚まし追い越し
アラーム前に
なぜだか起きる
日曜日

都々逸は言葉遊びと学びの場

都々逸は、粋な言葉遊びであり、ライターである私にとっては勉強にもなるものです。

皆さんも、試しに都々逸を作ってみませんか?

都々逸を作る、都々逸でツイートする、などを繰り返すことで、自分の気持ちをサッと短文で、しかも歯切れよくまとめる練習ができます。

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