介護においての手間とはどういう事だと思いますか?
介護のコツ・ワンポイントアドバイス
介護を必要な方は一人一人皆さん状況が違います。
それこそ個人宅ですから、一件一件すべてが違います。
個々の身体の状態も違います。
ですからサービスに必要なマニュアルを一人一人に作成します。
そのそれぞれのマニュアルの中にひとつだけ共通点があります。
それは整理整頓です。
使う物を分類し整理して置いておく事です。
例えば、部屋のベッド上でオムツを交換するとしましょう。
必要な物はまず全て手元に揃えます。
オムツ、パット、洗浄用ボトル、お尻ふき、ゴミ袋、ボディソープ、タオル、バケツ等々多々あります。
これらがあちこちに別々に置いてある、もしくはどこにあるか分からないとなると、それを探し準備するだけであっという間に時間が過ぎていきます。
ですから、介護に使う物は、あらかじめその人用に揃え普段生活している部屋に区別してそろえておく事であっちにいったり、こっちにいったりの手間を省く事が出来ます。
また、時間を短縮できる事はどんどん取り入れます。
入浴時で例えると、ボディソープを泡立てて使うより、最初から泡タイプを使います。
髪を洗った後は吸水性のとても高いタオルであらかじめ水分を取っておく事で次のドライヤーで乾かす時間を短縮できます。
手間を省く=時間を掛けずに適切に行う。と私は考えます。
介護される側からしてもそれは快適な介護を受けられる事になると思います。