住民税非課税世帯など、収入が少ないおうちに給付する緊急支援給付金があります。
コロナ対策で国が行っているもので、制度の正式名は「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」となる見込みです。
もくじ
緊急支援給付金とは
自分たちが緊急支援給付金に関係あるか、緊急支援給付金とはどんな給付か見ておきましょう。
令和4年9月に政府が決定
令和4年9月に電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯(住民税非課税世帯等)に対して1世帯当たり5万円を支給すると政府が決めました。
予算額は6,000億円(コロナ・物価予備費 追加額4,000億円+既定予算2,000億円)になります。
支給される金額
支給対象世帯に5万円を支給しています。
緊急支援給付金の対象
緊急支援給付金は以下の世帯に給付されます。
- 住民税非課税世帯(令和4年度分)
- 上記と同様の事情にあると認められる世帯(家計急変世帯)
住民税非課税世帯(令和4年度分)
障害者、未成年者、寡婦、ひとり親で、前年の所得が135万円以下(給与所得で204.4万円未満)の世帯が該当しています。
生活保護(生活扶助)を受けている世帯も対象です。
家計急変世帯
家計がコロナウイルス感染症の影響によって急に少なくなった世帯です。
支給開始時期
支給の時期は市区町村によって異なることが想定されます。
受給の手続き方法
自分が関係あることを確認できたら、手続きしましょう。
住民税非課税の世帯の手続き
対象の世帯は市区町村が抽出し、申請に必要な書類(確認書)を対象世帯に対して送付します。
この確認書を市区町村に返送することで支給を受けることができます。
ご自身が手続きをしなくても市区町村から確認書が送付されるため、政府は「プッシュ型」と呼んでいます。
これは、原則として支給には確認書の返送が必要です。
家計急変世帯の場合
自身で申請書や必要書類(収入状況を確認する書類など)を市区町村に提出します。
申請方法や必要書類などの詳細は、お住まいの市区町村から発表される情報をご確認ください。