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クラブハウス疲れが拡大中?マウンティングに気疲れ、オワコンとされる理由

音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」が、最近オワコンであると噂されています。

2021年1月ごろから日本でも本格的に利用者数を増やしてきましたが、その一方で「クラブハウス疲れ」なるものを感じ始めた人がいるようです。

Clubhouseとは

 

クラブハウスとは、音声のみの交流ができる招待制のSNSです。

招待するには、相手の電話番号を自分のスマホに登録する必要があります。

自分の電話帳をクラブハウスアプリと共有し、その中から招待したい相手を選んで招待します。

電話番号が必要なだけでなく、実名での登録を推奨しており、ツイッターなどと比べるとつながりがよりリアルです。

より詳しい始め方を知りたい方は以下の記事をどうぞ。

(ツイッターで管理人に声かけてくれて、その時招待枠余ってれば、なんなら招待もします)

Clubhouse(クラブハウス)の始め方・招待する方法とは?超初心者が基本動作を体験

Clubhouseで日本人が疲れる理由

クラブハウスは、アメリカ発の音声SNSです。

さまざまなテーマで作成した「ルーム」に入ることで、会話に参加したりリスナーとして情報収集できます。

世界中の人がクラブハウスに集まり、芸能人と話すチャンス、ビジネスのつながりを増やすチャンス……

さまざまなチャンスが転がっていて、魅力的なSNSですが、日本人にとって面倒な面もあるようです。

英語に疲れる

クラブハウスはそもそもアメリカ発のアプリなので、説明やアイコンの表示などがすべて英語表記です。

また、さまざまな国、さまざまな母国語の人が集まるため、英語での会話が求められることも多くなります。

そのため、英語の分からない日本人にとっては利用しにくく、ストレスを感じることもあるようです。

アイコンの機能やメッセージひとつとっても英語表記で、グーグル翻訳などを介さないといけません。

実名と知人バレに疲れる

クラブハウスは基本的に実名登録で、さらにスマホに登録していた人たちの利用状況がわかります。

つまり、自分を登録している知人や友人からも自分がクラブハウスをやっていることを知られるということです。

会社の人や友人に自分が入っているルームを知られたり、自分の設定したルームを覗かれたりすることもあります。

  • 知られたくない趣味や副業を知られる
  • 知人がスピーカーになりたいと挙手した時に許可しないわけにいかない
  • 嫌いな上司にフォローされる
  • リアルでクラブハウスでの発言などを揶揄される

など、いろいろと気まずい思いをしてクラブハウスに疲れを感じる人も多いようです。

中には元カレと遭遇して気まずさや嫌な思いをした人もいます。

「話さないと!」の義務感に疲れる

クラブハウスでは、ルームの中で沈黙が続いてしまうと、他のスピーカーやリスナーに悪い気がして、「何か話さないと!」「楽しい話をしないと!」という義務感にかられます。

特に、他人に気を使いがちな日本人に多く、不特定多数のグループで発言するのに慣れていない人には精神的に大きな負担です。

ルームで司会者役、聞き役をするモデレーターは、いろいろなスピーカーに話を振らなければいけないという気持ちになり、いつしか自分でルームを作るのを面倒になっていくことがあります。

また、モデレーターによってスピーカーに招待され、リスナーとして参加したいのにしぶしぶ話に参加する人もいます。

マウンティングに疲れる

クラブハウスではいわゆる意識高い系の人や何かを教えたい人も多く、セミナー形式でルームを開いていることもあります。

本当に善意から行っている人も多いのですが、中には「とにかく自慢したい」「尊敬されたい」という気持ち丸出しで話してくる人もいます。

https://twitter.com/nagomi43/status/1375725538011136000

特に気にせず楽しんでいたとしても、偶然スピーカーとして関わって嫌な気持ちになったりすることがあります。

Clubhouse疲れが起こる原因

クラブハウス疲れは日本人ならではの性格や習慣などが原因で起こっているのかもしれません。

つらくなったら自分の性格などに思い当たるふしがないかチェックしてみてください。

まじめだから

真面目な人ほど、クラブハウス疲れを感じやすい傾向です。

  • モデレーターとしてしっかり皆をまとめなきゃ!
  • スピーカーなら楽しい話しなきゃ!
  • もう切り上げたいけど話をやめにくい…
  • 知人から誘われて断れない

こうした義務感や負担感がある人は要注意です。

真面目でいい人ほど気疲れしてしまい、ちゃっかりした人、いい加減な人の方が気楽に楽しめていたりするものです。

現実の人間関係と密接だから

クラブハウスは自分の電話番号をスマホに登録している人から自分の行動が見えやすくなっています。

自分がどんなルームでどんな人と交流しているか、リアルな知人や友人などからチェックされている可能性があります。

また、自分のルームに上司や親しくない知人が来ることで、気楽な集まりだったのに緊張してしまうこともあるでしょう。

匿名性の高いSNSのようにバーチャルの世界を堪能できず、クラブハウス内でも現実の人間関係に悩まされ、疲れてしまいます。

コミュニケーションや主張が苦手だから

そもそも日本人は、一般的に不特定多数の人とのコミュニケーションや自己主張が得意ではない人が多いものです。

クラブハウスは、友達だけのプライベートなルーム持つくれますが、多くは不特定多数の人を参加させます。

そのため、流行っているからと言って突然クラブハウスを楽しもうとしても、無理がたたって疲れがたまってしまうのです。

疲れたらお休みして程よい距離感を

クラブハウスは、急スピードで人気を博したSNSです。

流行に追いつきたいからと言って、慌てて始めた人も多いでしょう。

しかし、音声でのコミュニケーションや多国籍・不特定多数の集まりなど、日本人には向かない面もあり、疲れを感じている人が増えています。

疲れを感じたらちょっとお休みして、自分のペースで楽しみましょう。

スマホ依存かも? デジタルデトックスしてみようかな

クラブハウスも数多くのSNSの一つにすぎないので、合わないなら止めればいいのです。

ツイッターにも「スペース」という同様の機能があるので、クラブハウスでの人間関係に疲れたらそちらを覗いてみてもよさそうです。

Twitterのスペース(Spaces)機能の使い方を解説!クラブハウス(Clubhouse)との比較考察もしてみた

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