治験バイトは医薬品などを試すものです。「バイト」ということが多いですが、アルバイトではありません。
でも、お金がほしい人にはピッタリです。私も若い時に治験したことがあったため、体験に基づいてお話しします。
医療の発展に役に立ち、お金ももらえる治験をやってみたくありませんか。
↑ちょっとやりやすそう。
もくじ
治験バイトとは
治験バイトとは、これから使われる可能性のある医薬品を試してお金をもらえるものです。
ただし、治験バイトと言いますが、アルバイトとは違います。
治験とはどんなことか、解説します。
治験はお金をもらえる医療系ボランティア
治験はボランティアの一つです。
これから使われる医薬品を試して、作用や副作用があるかないか、治験で調べます。
治験はアルバイトではありませんが、それをやった人に対してお金を払ってくれます。
つまり、治験は有償ボランティアです。有償ボランティアとは、ボランティア活動の負担をお金で補われるボランティア活動です。
お金の額はそれぞれの治験の種類によって変わります。
治験のバイト料
治験でもらうお金は正確に言えばバイト料ではなくて、「協力費」や「謝礼」ですが、とりあえず皆さんの分かりやすいように「バイト料」と言います。
治験でもらえるバイト料は基本的には、なかなか見つけられない体質の人や病気の人の方が高くなります。
あまり珍しくない体質や病気の人のバイト料は低くなります。
ただし、珍しくない人でも、面倒や危険がある治験はバイト料が高めです。
と言いましたが、基本的には低いバイト料でも他のアルバイトに比べたら高いと思えます。
筆者は治験をやりましたが、かなり高いお金をもらえました。
筆者は特に珍しい体質や病気を持っていませんし、治験の薬も別に危険などもありませんでした。それなのに、一回の治験で大体１万円くらいもらいました。
（筆者が体験した）治験のやり方
筆者は数年前に治験を体験しました。
その時に体験した治験のやり方を紹介します。
治験に申し込む
自分の体質や持病などのアンケートに答えて、治験に申し込みます。
説明会（兼治験の薬を受け取り）に行く日時も答えます。
説明会は何回かあるので、自分の都合の良い日を選びます。
説明会に行く
申し込みで答えた日時に間に合うように出かけていくと、説明会が開催しています。
説明会を行う場所はクリニックや病院です。
お医者さんに面接（診察）されます。
また、一部屋に治験する人は集められて、治験のやり方（薬の飲み方）を教わります。
それで治験の説明会は終わりです。これで、治験の薬をもらいます。
治験の薬を飲む
治験する薬をもらったら、それを教えてもらったように飲みます。
毎日夕食後と言われたら夕食後に飲みます。
飲んだ薬のケース（空の）は最後の集合の時に集められるため、とっておきます。
最終の集まりに行く
治験の薬を飲み終えたくらいの頃、最後の集まりに行きます。
行ったら、お医者さんと面接して、薬を飲んだ後に変わったことがなかったか、聞かれます。
それが終わったら、他のみんなと一部屋に集まってお金を払ってくれるのを待ちます。
お医者さんの面接が全員分、終わったとき、お金をもらう方法を教えてもらい、その方法に沿ってお金をもらいます。
お金をもらったらサインをするとか、そのようなやり方です。
治験モニター募集
治験バイトのメリットとは
治験バイトは、他のアルバイトとは違うメリットがあります。
治験バイトのメリットを生かせるか、治験バイトのメリットを見ましょう。
疲れない
治験バイトは、基本的には薬を受け取って、その薬を飲むだけの作業です。
ほとんど作業時間はなく、薬を受け取る時は多少の時間待たされることもありますが、座った状態で楽に待っているだけです。
お医者さんとの面接もほとんど座った状態で、難しいことなどは聞かれません。
無償で健康診断が受けられる
治験の種類によりますが、その前に健康診断をやることもあります。
治験のときの健康診断は無償で受けられます。
治験バイトのリスクとは
治験バイトにはリスクもあります。
メリットとリスクを比較して、自分にできるかどうか考えてみましょう。
治験の期間中は運動や食事に制限がある
治験はお医者さんとの面接をするだけでなく、もらった薬を飲んで、作用や副作用があるかどうかを検査します。
その薬を飲んでいる時にどのような作用や副作用があるか、正確にみるために、運動や食事を制限することがあります。
血液検査があって注射されることも
治験の結果を知るために、血液検査をすることがあります。
血液検査では、注射で血液を採ります。注射が嫌いな人が治験をすると、注射もされてストレスです。
治験で使用する薬に副作用がないとは言い切れない
治験は、薬に作用や副作用があるか、調べるものです。
そのため、治験で副作用が起こる可能性もあります。
ただし、副作用があったときは、治験をしている病院へ行けば、すぐに無償で治療してもらえます。
治験バイトの注意点
治験バイトをしたいと思った人は、注意点を気にかけて、申し込みをしましょう。
そんなに危険なバイトではありませんが、自分がリスクを被らないように注意が必要です。
治験には通院と入院の2種類のタイプがある
治験はお薬を受け取りに行って、家でお薬を飲むだけの通院のタイプもありますが、病院などに入院して受けるタイプもあります。
通学や通勤などの合間にできるかどうか、考えて自分ができるタイプを選んで、申し込みましょう。
やる前に不安や恐怖を感じた際は辞退しよう
治験は命の危険があるものではありません。
しかし、体調が悪くなるリスクはあります。
そういったリスクが怖いと思ったら、すぐに辞退をしましょう。
お金は受け取れなくなりますが、辞退してもお金を払う必要はありません。
