生活の知恵

アーモンドの栄養素・効果効能とは?おすすめの食べ方と種類

アーモンドにはたくさんの効果、効能がある栄養素が含まれています。

おいしいだけではない「スーパーナッツ」であるアーモンドを知り、健康や美容に役立てましょう。

 アーモンドの注目すべき栄養素

アーモンドには、以下の栄養素が入っており、体にいいナッツと言われています。

  • 食物繊維
  • オレイン酸
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンE
  • 鉄分
  • カルシウム
  • タンパク質

これらは体を健康に導く栄養素です。美容にも良いため、アーモンドは女性が食べるのもおすすめです。

アーモンドの効果

アーモンドはさまざまな効果が期待されています。

アーモンドの美容や健康に関する効果を解説します。

美肌効果

アーモンドには、美肌のための栄養素がたっぷり含まれています。

アーモンドに含まれている美肌効果のある栄養素は

  • 肌細胞の源となるタンパク質
  • 抗酸化力が高く細胞や血管の健康促進にも力を発揮するビタミンE
  • シミやシワの改善にも大きく作用する、肌や皮膚の粘膜を健やかに保つビタミンB1、B2

などです。

アンチエイジング効果

体の中で活性酸素が発生し、細胞が酸化することで老化が始まりますが、アーモンドには活性酸素の生成を抑えるビタミンEやポリフェノールがあります。

活性酵素は外部からの強い刺激やストレスなどによっても生成されますが、呼吸によって取り入れた酸素の一部も活性酸素に変わります。 それがアーモンドのおかげで体の酸化を防ぐことができ体、アンチエイジングにも効果を発揮するのです。

生活習慣病の予防・改善効果

アーモンドが持つ栄養は、脳卒中・がん・心臓病・糖尿病など、生活習慣が発症に関わっている疾患の生活習慣病を予防や改善をしてくれます。

特に、アーモンドの中にあるオレイン酸や食物繊維は、コレステロール値を下げ、動脈硬化を予防し、糖の吸収を緩やかにしてくれます。こうした効果がいろいろな疾患の予防に役に立ちます。

むくみ解消効果

アーモンドに含まれるカリウムには、むくみ解消にも効果的です。

循環が滞ると、血管からしみ出した水分が足にたまりやすくなり、むくみに繋がります。カリウムがあると、体内の余分な水分を排出する効果があるため、むくみを解消しやすくなります。

便秘解消効果

アーモンドの食物繊維は腸を活発に動かしてくれる栄養素です。腸を活発にして、便秘を解消してくれます。

便は老廃物や有害物質を排出してくれる大切なものです。便秘になって、便を溜め込んだら、様々な不調が出ます。

便秘は運動不足でストレスを溜める現代人に多いものです。アーモンドを摂って、便秘を解消しましょう。

冷え性・肩こり改善効果

アーモンドのビタミンEは、血管を丈夫にして神経や筋肉を正常に維持する働きがあります。それにより血行がよくなり、冷え性や肩こりに効果を発揮します。

冷えは肩こりや頭痛・腰痛を引き起こすだけでなく、「万病のもと」といわれています。冷えがあると、免疫力の低下を招いて感染症などの病気にかかりやすくなります。

アーモンドのビタミンEのように血行を良くして体の中から温める食材を活用して、冷え性を緩和し、体の不調や病気を改善・予防しましょう。

貧血予防

アーモンドには、貧血予防の効果がある鉄を含んでいます。貧血は身体の組織に酸素が十分に良き届いていない状態です。鉄が足りないと血液が酸素を運べなくなります。すると動悸、動悸やめまい・ふらつきといった症状が起きます。

また、女性は月経や無理なダイエットにより貧血になりやすいものです。より積極的にアーモンドを取り入れましょう。

健康効果を大きくするアーモンドの食べ方

良い食べ方をすることでアーモンドにある健康効果を大きくしましょう。

また、アーモンドには良い効果がありますが、食べる量を間違えると良い効果どころか体に悪いこともあります。

アーモンドはいくつ食べたら良いのでしょうか。

1日の摂取量とカロリーは?

アーモンドの1日の適量は20~25粒

アーモンドの1日の適切な摂取量は20-25粒(30g程度)と言われています。

目安としては手のひらに軽く一杯くらいの量です。

アーモンドの食べすぎに注意!

美容・健康やダイエットにお薦めの食品として注目されるアーモンドですが、脂質も多いので食べ過ぎには注意しましょう。

アーモンドに含まれる成分のうち、約50%が脂質です。脂質を摂り過ぎると消化吸収に時間がかかるため、体質によってはからだの負担になってしまうこともあります。

 適切なタイミング

アーモンドを食べる適切なタイミングは、12時~20時(お昼から夜)です。この時間帯は摂取と消化の時間と言われています。

また、食事の30分から1時間前に食べることでその後の食事の食べ過ぎを防ぐことができます。

 おすすめのアーモンドの種類

  • 無塩・無添加・ノンオイルの素焼きアーモンド
  • オーガニックアーモンド

生協「パルシステム」のナッツも無添加ですよ!

パルシステムとは?生協の宅配サービスの資料請求を体験した私が解説

家でいくつかつまみたいならジッパー付きタイプ

おうちの中でいくつか自分の好きな個数をつまみ食べしたい人は、ジッパー付きの袋が便利です。

いくつか食べて、満足したらジッパーを閉めておきます。

ジッパーで密封しておくと、煎りたてのおいしさをずっと保つことができます。

外で食べるなら携帯しやすい小分けタイプ

会社の昼休みやおやつに食べる人なら、小分けのタイプが携帯しやすくて便利です。

小さい袋で小分けされたものを選びましょう。

アーモンドのおすすめの食べ方

  • 素焼きをそのまま食べる
  • アーモンドサラダにする
  • アーモンドをヨーグルトに混ぜる

素焼きでそのまま食べる

素焼きのアーモンドをそのまま、なにも調理しないで食べます。

アーモンドは硬いため、そのまま食べるとよく噛む必要があります。すると、あごを動かすことで小顔効果が期待できます。また、よく噛むと、満福中枢が刺激されて、満腹感が感じられます。

サラダに混ぜる

アーモンドをサラダに混ぜて、ビタミンをプラス。

アーモンドの香ばしい香りがサラダにおいしい刺激を加えられます。

また、アボカドはアーモンドと同じく不飽和脂肪酸が豊富で、相性が良いです。

ヨーグルトに混ぜる

アーモンドをヨーグルトに混ぜると、おいしく栄養豊富な朝食やおやつになるでしょう。

ヨーグルトはお腹の調子を整えて、カルシウムも豊富に含んでいる食材です。アーモンドとの栄養素と相性が良く、お互いの食感の違いが楽しめます。

無糖ヨーグルトにアーモンドやドライフルーツ、はちみつをかけたアレンジはおすすめのレシピです。

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