生活の知恵

Twitterの収益化とは?チップ・投げ銭機能・チケット制スペースの使い方を解説

以前からTwitterで話題になっていた「投げ銭」機能が始まりました。

実装されたのは2021年5月7日。

スマートフォンのTwitterアプリを開くと、以下のような表示が出ました。

(当日に全員に装備されたわけではないようです)

新機能の簡単な手順が!

この画面からもチップの受け取りを設定できます。

詳しい設定方法へ👇

また、2021年7月、チケット制スペースの機能が始まりました。

この2つの機能を使ったTwitterの収益化のやり方を解説します。

Twitterのチップ(投げ銭)機能とは

「Tip Jar」と呼ばれる、チップ(投げ銭)機能が始まりました。

Twitterのチップ機能とは、Twitter上で好きなアカウントに対してお金をプレゼントできる機能です。

もちろん、公式でもtweetされています。

https://twitter.com/Twitter/status/1390396166496522247

この機能は、以前から搭載がウワサされており、賛否両論、一部のユーザーにしかメリットがないのでは?と言われていたものです。

Twitter上でも、チップ機能スタートによって以下のような発言がされています。

  • 無断転載など、あくどい手段で稼ぐ人が増えるのではないか
  • 他の人の顔色を気にしたtweetばかり増えるのではないか
  • パクツイが増えるのではないか
  • それより広告なくす有料サービス始めてくれ

全体的な雰囲気としては、これまでの無料の気楽さが減り、金の亡者が得をするのではないか、という危惧が感じ取れます。

また、それより他にやることあるだろ、といったあきれ声も聞こえてきました。

以下は投げ銭について危惧する人々の声です。

言い方は不穏ですが、予想した流れについては多くの方がいいねで賛同の意を示しているようです。

また、実装する範囲について、こんな提案も。

 

このような前向き、かつ、非常に名案的なツイートも。

 

動物園もやってほしいです。

チップのやり取り方法

チップは、プロフィール画面の「フォロー」ボタンの脇に出てくる「Tip Jarのアイコン」から送れるようです。

 Tip Jarのアイコンはプロフィールの「フォロー」ボタンの隣に表示される。チップを渡したければこのボタンをタップしてから、使いたい決済のサービスやプラットフォームを選択する。するとそのアプリが起動し、希望の金額を送金できる。

引用:CNET Japan

チップ機能がない人もチップを送ることは可能!

チップ機能は、全てのアカウントについたわけではありませんが、チップ機能のない人もチップを送って、誰かを応援することはできます。

応援したいインフルエンサーさんやクリエイターさん、博物館や動物園の公式アカウントなどが「Tip Jar」機能を設定するのを待ちましょう。

 

Twitterのチップ(投げ銭)機能の受け取り設定のやり方

スマートフォンでのチップ機能の設定方法を説明します。

とても簡単ですが、何らかの送金サービスの利用が必要となるようです。(PayPalとか)

ヘッダー下の「変更」から設定

まずは、設定画面の探し方から。

ツイッターを開いた時に出てきた設定画面を閉じても、

「プロフィール」→「変更」から設定できます。

(「変更」とはアイコンとか自己紹介文とかをいじる時に使う部分です)

一番下に、「チップ入れ」の文字が出ています。

「チップ入れ」をタップして設定画面へ

チップ入れをタップすると、管理と書かれた画面が出ます。

機能を使いたい人は、チップを許可を「オン」にします。

するとその下に、いくつかの送金サービスが出てきます。

  • Bandcamp
  • Cash App
  • Patreon
  • PayPal
  • Venmo

以上の送金サービス系のプラットフォームの登録ができるようになっています。

日本では、ペイパルが一般的なので、多くの方はペイパルを利用するのではないでしょうか?

筆者もペイパルを登録してみました。

送金プラットフォームを登録

それぞれの送金サービスのプラットフォームに自分が登録しているユーザー名を入れるだけで登録ができました。

ただし、このタイミングでの登録の可否の審査のようなものは一切なし。

以下のように、ユーザー名に間違った名前を入れても、保存できました。(なんでやねん)

※2021年5月7日現在

とはいえ、間違ったユーザー名では機能を使えないため、以下のルールで正しく登録しておきましょう。

  • ユーザー名はアルファベット
  • ユーザー名に@はつけない

一つ以上のサービスのユーザー名を正しく登録すると、以下のような「投げ銭ボタン」が設置されます。

間違っているとボタンは出てきません。

自分からは以下のようにみえます。

投げ銭したい人は、ここから支払うことになります。

(反映されるまで時間がかかることがあります)

本名・住所がバレる恐れ

ちなみに、それぞれの送金サービスの保存画面には、以下のような但し書きがありました。

チップは、上に入力したユーザー名に直接送られます。

ユーザー名を追加することで、実名が公開される可能性があります。

どうやら、チップ機能を使用すると、実名が相手に伝わる可能性があるようです。

ペイパルの場合、住所も・・・?

住所バレに注意

今回、Twitterのチップ機能では、ペイパルを使うと実名と住所までバレるとウワサされています。

以下のようなtweetがありました。

チップ機能で投げ銭してみた!

せっかくなので、チップ機能を使って気になるアーティストさんに投げ銭してみました!

ペイパルからの投げ銭でしたが、気になっていた住所バレは無さそうです。

筆者の方では相手の住所も見られませんでしたし、先方もこちらの住所が書かれたデータは受け取っていないようでした。

投げ銭の手順

まずは、相手のマークをクリックします。

(便宜上、ここでは筆者のアカウントを使って説明してますが、自分あてに投げ銭はできません)

 

「Go to PayPal」のポップアップが出てきたら、「次へ」をタップ。

次に出てくるのは、ペイパル画面です。

自分もログインしてから、「送信」を選びます。

「送信」をタップすると金額を変えられるようになります。

金額を決めたら、下のメモ欄に相手へのメッセージを記入します。

(なくても平気)

私は「初投げ」と書きました。(くだらないメッセージ)

最後に、支払いの目的を選んで、「今すぐ支払う」ボタンを押せば、すぐに先方にお金が入ります。

この表示が出たら、完了です。

実名はお互いにバレる・住所まではバレない

今回、ペイパルを使って投げ銭して、請求書だの詳細だのをいろいろ見ましたが、住所が記載された項目はありませんでした。

(ただし、メールアドレスはバレます。隠したい人は、フリーアドレスなどを使うと安心です)

先方にも見てもらいましたが、こちらの住所はなかったようです。

反対に言うと、

実名は見えますが、住所までは知ることが出来ないということにもなります。

※住所も見えたよ!という方いたら情報ください!お願いします。

ペイパルに登録してみた

筆者は、送金サービスを使っていなかったため、チップ機能を始めることができません。

そのため、チップ機能のために、ペイパルに新規登録してみました。

ペイパルは世界中で使われている送金・決済サービスです。

ペイパルの登録手順

ペイパルのホームから新規登録を始めます。

今回は、個人用アカウントを使用します。

電話番号の追加、認証を行います。

携帯の電話番号を登録すると、携帯へ認証コードが送られます。

認証が終わると、次はプロフィールの設定です。

名前やペイパルで使うパスワード、住所などを登録していきます。

住所と生年月日を書きます。

最後に、いくつかのチェックボックスが出てきます。

  • 便利な「ワンタッチ」の機能を使うかどうか
  • ニュースや特典の受け取りの可否
  • ユーザー規約・プライバシーステートメントへの同意

「ワンタッチ」機能とニュースの受け取りはお好みで。

最後のユーザー規約の同意には必ずチェックを入れましょう。

これで一応、登録は完了です。

銀行口座の登録

引き続き、使い方を問われて、それぞれクレジットカードや銀行口座の登録が始まります。

登録したくない人は、ここで終わっても問題ありません。

自分のアカウントが開設されているので、ユーザー名をTwitterのチップ入れに登録しましょう。

ペイパルで生年月日が登録できない!

ペイパルで登録する際には、生年月日がうまく入力できないことがあります。

そんな時には、あらかじめメモ帳やふせんなどで誕生日を打ち込み、それをコピペしてみましょう。

たとえば、「1986年10月10日」生まれであれば、「19861010」もしくは「1986/10/10」と打ってから、コピーして貼り付けます。

「/」がありとなしの2種類のケースがあるので、どちらも試してみましょう。

また、スマホからなら入力できることもあります。

チケット制スペースとは

チケット制スペースとは、有料のチケットを販売して開催するスペースです。

チケットを買った人だけが入れるスペースで、これまで無料でのみ利用してきたスペースを有料化することができます。

スペースを有料にすることで、Twitterで集客し、オンラインサロンなどに誘導してきた人が、Twitter内で収益化を完結できるようになります。

チケット制スペースの始め方

チケット制スペースは、まず、そのスペースを開催できるか、資格の有無をチェックしなければいけません。

確認は、以下の赤丸部分から。

「収益を得る」という項目がいつの間にかできていました。

そこから収益オプションであるチケット制スペースへ行けます。

チケット制スペースのページを一番下までスクロールすると、「参加資格を確認」のボタンがありました。

スペースをチケット制にするには、以下の条件が必要です。

二つの条件を満たしたら、有料チケットを発行して、スペースを開催できるようになります。

(18歳以上のユーザーのみ)

チケット制スペースでできること

  • 価格設定:チケット1枚あたり1ドル~999ドル(約110円~11万円)まで設定可能
  • 販売する人数:5~100人まで設定可能
  • スペースの開催を通知

アプリ配布プラットフォームの利用手数料を引いた売上からTwitterが3%引いた金額が手元に入ります。

また、チケットの枚数によって、スペースに入れる人数をコントロールできます。

チップ機能・チケット制スペース、使ってみる?

Twitterの投げ銭機能や有料スペースのスタートは、以前からウワサされ、賛否両論ありました。

まだまだ、そのベネフィットは未知のものであり、これまで囁かれてきた不満や問題点も起こるかどうかは分かりません。

これから使う人が増えてきて、その真価は明らかになっていくでしょう。

※もう少し使う人が増えて、情報が集まったら追記します。

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