生活の知恵

ライターが伝えたいカンタン文章術!誰でも文章をが上手くなるコツと注意点

プロのライターとしておさえたいポイント

文筆業に携わる人が意識しておきたいポイントも紹介します。

ライターやブロガーとしてすでに成功している人も、一つの参考意見としてチェックしてみてください。

自分以外の書き方の工夫を知ることもライティングスキルを磨くヒントになります。

内容は広げるのではなく掘り下げる

記事を書く上で基本となるのが構成です。

構成を作る際には、キーワードに対する答えを掘り下げていく気持ちで進めましょう。

横に広げようとするのは、キーワードがぼやけるためNGです。

 

たとえば「コーヒー リスク」について書きたいなら、「コーヒーの淹れ方」「豆の種類」には触れません。

「コーヒーとは」「コーヒーのメリットデメリット」なども別記事に分けたいところです。

「コーヒーに含まれる成分のリスク」「どんな飲み方が危険か」「一日に超えてはいけないカフェイン量」など、リスクに関して深く掘り下げます。

「淹れ方」を書きたい場合も「どんな淹れ方が危険か」に絞り込みます。

1見出し1話題

記事を作成する際には、1見出しあたりの内容は1つに限定しましょう。

あれこれ詰め込みたい気持ちは分かりますが、それをやると話題が取っ散らかってしまいます。

 

「イチゴケーキの糖質量」という見出しで始めたら、イチゴケーキの作り方に触れてはいけません。

イチゴケーキの作り方を書きたいなら、別の見出しを立てて書けば良いのです。

1見出しあたり300文字以内推奨

記事を書くなら、1つの見出し内のボリュームにも気を付けたいものです。

長すぎる記事は読者が飽きます。

大体の目安としては、1見出しあたり200~300文字くらい。

500文字を超えると「うへ~長いなぁ」と感じる人が増えてきます。

真面目系、学術的記事ならともかく、エンタメ系の場合には読みやすい長さが大切です。

表記ルールは記事内統一(最低限)

表記ルールとは、「この単語はひらがなで書く」「数字は半角」といった書き方のルールのことです。

外注ライターの場合にはクライアントから指示があるため、それに従います。

指示がない場合もありますが、その際にも自分である程度のルールを決めて、記事内では統一する方が良いでしょう。

 

また、自分がルールであるブロガーさんも、ある程度表記ルールを統一した方が読者からすると読みやすくなります。

本当なら、「サイト内統一!」と言いたいところですが、外注を入れたり自分でルールを忘れたりするため、最低限として記事内では統一したいものです。

文章に限界を感じたら表やグラフ、絵でなんとか乗り越える

ライターだろうがブロガーだろうが、文章だけで表現するには限界があります。

数字の羅列や単語の羅列が続きそうになったら、潔く表や箇条書き、グラフに頼りましょう

また、イラストの方が分かりやすいこともあります。

どんな形であろうと、「言いたいことを伝える」を目標にがんばりましょう。

できるだけ「こそあど言葉」(代名詞)は使わない

WEBサイトで記事を書く時は、あえて「こそあど言葉」(代名詞)を極力避けています。

「こそあど言葉」は時として、読者に「何を指しているんだっけ?」と思わせるものです。

もちろん全く使わないのではありません。

私の決めているルールは「代名詞は2回連続して使わない」です。

代名詞は、2回連続で出てきた時点で、その文章が何を言いたいか分かりにくくなります。

そう(←)ならないように、できる限りこうした言葉を(←)避けています。

語尾にバリエーションを持たせる

「~~~です。~~~です。~~~~です。」

「~~~ました。~~~ました。~~~ました。」

このように同じ語尾が何度も続くと、文章は単調に感じられます。

そのため、語尾が連続しないように、バリエーションを持たせましょう。

少なくとも、3回以上の連続は避けた方が無難です。

誤変換・入力ミスに注意

パソコンで文字を打つブロガー・ライターにとって、同音異義語の誤変換や入力ミスはよくあることです。

そのため、書いたものの見直すは必須ですが、うっかりそのまま公開して後悔することも。

恥を忍んで、実際にやったことのあるミスをいくつか紹介します。

キーボード操作の癖

キーボードの打ち癖によって間違えることもありますね。

たとえば「発表」と打つところを「発狂」(はっきょう)。

「社長からの社内発狂」などと間違えたら、とんでもない企業になってしまいます。

「みんなの口コミ」も、母音ひとつの過ちで「みんなのカチコミ」。

とても物騒です。

予測変換による誤変換

私は、SNSもパソコンを使い、絵文字を打つことも多いため、予測変換による絵文字変換に悩まされることもあります。

※以下は「企業の顔として」と書こうとしました。

企業の|ω・)として

入力ミス

下のように母音を一文字多く打つミスは、見逃しやすいさりげない間違いになるため要注意。

解説ッ解説ぅ!!

子音を多く打つミスの場合、大体全く別の単語になるため、ミスした時も発見しやすいです。

「解説」の場合だと「科一説(かいっせつ)」「買い摂津(かいせっつ)」になったりね。

文章の上達は才能ではなく工夫と努力

文章は誰でも、才能の有無なしに上達するものです。

しかし、ほんの少しの工夫と日々の努力は欠かせません。

私自身、文章の才能はないと自覚していますが、それでも多少は書けるようになりました(と思いたい)。

何かものを書く機会があったら、ぜひ今回のコツや注意点を意識して書いてみてくださいね。

きっとこれまで以上に読みやすく、人から愛される文章になるはずです。

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