自動会話bot(ボット)とは、TwitterをはじめとしたSNSで自動でツイートや返信(リプ)などができるサービス・ツールのことです。
忙しくてSNSになかなか関われない時でも、さまざまな機能を設定しておくことで、無理せずコンスタントな活用を続けられます。
基本的botができることは以下の内容です。
- 予約投稿
- 自分宛投稿への自動返信
- 自動フォローバック
- キーワードに反応した自動返信
基本的にはTwitterでの利用が多くなりますが、ツールの中にはLINEやFacebookなどでも使えるものもあります。
もくじ
Twitterで使えるbotの種類
Twitterで使えるbotには以下のようなものがあります。
それぞれに機能が異なるため、使いたい場合には自分の活用方法に適したものを選びましょう。
SocialDog(ソーシャルドッグ)
予約投稿などの他、フォロー管理や分析機能などのマーケティングにも使えるツールです。
無料と有料があり、無料の場合には10ツイートまで予約投稿ができます。
twittbot(ツイットボット)
Twitterのアカウントで利用できます。
無料と有料がありますが、無料でも十分な機能が使えます。
機能は、つぶやき登録、返信登録、ハッシュタグの自動追加などです。
Autotweet
自動定期ツイートを会員登録なしで使える、気軽なbotです。
ただし、最大24個と登録件数は少なく、日付の予約はできません。
Botbird(ボットバード)
定期ツイートを2000個登録、日付・曜日・時間指定、自動リプライ機能など、機能豊富なbotです。
好感度機能という相手によって返信内容を変えられる機能もあります。
今回はこのBotbird(ボットバード)を使ってみました。
TwitterでBotbird(ボットバード)を使ってみた
実際に筆者がbotを使って、基本的なSNS運用を体験してみました。
※余計なtweetが増えるとフォローいただいてる皆さんのお邪魔になるため、ツイートテストには休眠中のアカウントを使いました。
Botbird(ボットバード)に登録
Botbird(ボットバード)は、metabirdsが提供しているサービスです。
無料登録から新規ユーザー登録をして、利用をはじめます。
上は英語版、下は日本語版です。
青い方のボタンを押すことで、アカウントへのアクセス許可ができます。
ここまで終わったら、実際に使うための設定が始まります。
基本設定
次のような画面が出てきて、チュートリアルっぽく基本の機能の紹介が始まります。
この流れでツイートを予約したり設定を変えたりもできます。
まずは、Twitterへの接続から。
自分のアカウントをクリックするだけで完了します。
次に、実際にテストtweetをすることもできます。
連携しているか確認したい人はここで試してみましょう。
実際にテストtweetした画面です。
赤丸のようにボットバードを使って投稿したことが記載されています。
こうしたツールでの投稿は、大体上記のようにbotを使ったことが分かるようになっています。
ボットの動作時間を登録
基本のチュートリアルが終わると、設定画面をいじれるようになりました。
ボットを働かせる時間や曜日などを設定できます。
Botbird(ボットバード)の機能をお試し
Botbird(ボットバード)にはいろいろな便利機能があります。
これらを駆使することによって、より充実したSNS運用を自動でできるようになります。
定期(ランダム)ボット機能
登録した中からひとつのメッセージがランダムに選ばれて、投稿されます。
金言格言や役に立つアドバイスなど、いつ呟いてもおかしくないものが良さそうです。
返信ボット機能
返信ボットは相手からのメッセージに関係なく返信する機能です。
登録するなら、あたりさわりのない挨拶、自己紹介あたりが良いのでしょうか?
タイムライン返信
自分のタイムラインに出てくるフォロワーさんのつぶやきに反応してリプライする機能です。
チェック間隔は
- 約5〜60分間隔(1回あたり過去20件分のタイムラインから最大5件返信)
- 約2〜15分間隔(1回あたり過去100件分のタイムラインから最大25件返信)
の2種類、約2〜15分間隔の方は有料のようです。
上記の間隔でタイムラインをチェックして、つぶやきを見つけるとあらかじめ登録しておいたツイート文を自動でリプ欄に投稿してくれます。
返信内容を設定したら、動作設定も済ませておきましょう。停止中から動作中にしないと機能が発動しません。
反応ワード設定
返信ボットとタイムライン返信には、反応ワードを設定することもできます。
登録したワードを含んだメッセージがあった場合のみ、それに対応する登録メッセージをリプすることができる機能です。
たとえば「おはよう」を反応ワード、返信メッセージを「おはようございます('ω')ノ」にしておくと、
「おはよう」を含んだツイートに対して「おはようございます('ω')ノ」と自動で返信してくれます。
挨拶に対するリプは比較的定型文を返しやすいので、よく使われています。
上手な方になると「おは」や「おはよ」と登録をしておき「おは○○」や「おはよっ!」などのアレンジあいさつにも対応できるようにしているようです。
(「おはよう」で登録すると「おはようございます」には反応しますが、「おはよ」には反応しません。)
Botbird(ボットバード)の有料プラン
Botbird(ボットバード)には有料プランや有料アイテムもあります。
無料でも基本機能は使えますが、有料にすることでさらに使い勝手は良くなります。
さきほどの返信機能の動作間隔が短くなり、返信数もアップします。
TwitterボットでSNS運用が楽に
botを使うと、あらかじめ準備しておいた文章をbotが自動で投稿してくれるので、当の本人がSNSを開かなくても活発にSNSを活用しているように見えます。
その是非については賛否両論あるようですが、使っている人は多いようなので、興味のある人は一度登録してみてください。
個人利用だけでなく、企業のPRなどにも利用できます。
「どうしても○○時にツイートしたいお知らせ」とかね。
それに、実際に運用しているのはやはりヒトだから、ボットだけではなく、それ以外のリプでちゃんと絡んでくれたら私はOKかな。