雑談・ネタ

【書き下ろし小説】病室でストックホルムに思いを(2話)

ストックホルム症候群

誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、犯人に過度の連帯感や好意的な感情を抱く現象。ストックホルムの銀行強盗の事件で監禁被害者が犯人に過度の好意を持ったことになぞらえられた。 ストックホルムシンドローム

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人は恋をするものだ。

この言葉は、私がある言語のリハビリテーションで、2語以上の文を作ったものだ。

これで自分の気持ちに気が付いた。

今までの彼を思う心や辛い気持ちは恋。

そうか。

このことを気づいたことは、私の心を慰めた。

そして、わかった。

終わる恋をしていると。

私には恋人がいる

私は彼氏がいるのだ。

病院を出るのを待つ彼氏が。

そして、彼はそのことを知らない。

また、彼氏は私と会うことを希望している。

3話へつづく)

 

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