アラサー、アラフォーになると、恋愛の仕方も10代の恋愛とは少し違ってくるもの。
手紙を書いたりメールをしたり、放課後呼び出して告白したりしたあの頃。
大人の恋だって片思いから始まるけれど、学生時代の片思いとはちょっと進め方が違います。
では、大人の恋を叶えるためにはどうしたらいいのでしょうか?
大人になると大人だからこその悩みが生まれます。
告白は学生っぽい?
いきなりデートに誘う?
いつから「付き合ってる」ことになるのだろう?
こうした悩みや疑問を解決するために、30代からの大人の恋の叶え方、進め方を紹介します。
学生の頃なら「好き!付き合って!」で交際スタートになったのに、大人の片想いってそんなに単純じゃないのよね…。
駆け引きとかもあるし。
もくじ
大人の恋はどうして難しい?
大人も子どもも恋は恋ですが、学生時代のように「好き!」「オッケー!付き合おう」とはならないのが大人の恋。
なぜならば、大人はもうあんまり傷つきたくないし、周りの人間関係のこととか、余計なことを考えて、白黒はっきりさせられなくなることが多いからです。
そのため、告白もなしに交際が始まったりすることもあって、「難しい」と感じる人もいるのでしょう。
告白はしない?暗黙の了解で交際スタートに
大人の恋では、「好き」とか「付き合って」とかの言葉なしに交際が始まることもあります。
いわゆる暗黙の了解というやつで、いつの間にか「付き合ってることになっていた」となります。
偶然、デート中に相手の知人に会って「俺の彼女」と紹介されたり、突然「結婚しよう」とプロポーズされたりして、交際を改めて認識することもあります。
まあ、幸せなパターンは、ということですが。
反対に「私たち、付き合っているのかな?」と不安に思うことも多いもの。
でも、特に男性は「言わなくても分かってるだろう」と考えることもあるようです。
認識が違っているリスクもある
暗黙の了解によって付き合い出すパターンでは、交際のきっかけもあいまいなことがあります。
一般的に言えば、キスをした、抱き合った、初めてお泊まりした、あたりがきっかけといえます。
こうした段階を踏むことで、暗黙の了解で、気づかぬうちに交際がスタートしていることがあるようです。
ところが、中には片方が「いや、遊びのつもりだったんだけど」となるカップルもあります。
ここが一番難しくて、怖いところです。
男性に多いイメージですが、女性でも「私はリフレッシュのつもりでアバンチュールを楽しんだだけなのに!」という方もいます。
アラサーからの恋によくある悩み・失敗とは?
アラサーになると、恋愛に対して妙に力が入ってしまい、余計なことをして失敗してしまうことも。
自然体でぶつかることができた10代、20代とは違う、アラサーからの恋愛の悩みや失敗事例を紹介します。
結婚に焦る・彼の結婚願望が気になる
アラサーになると、これまで特に気にならなかった結婚が気になる人も多いもの。
そのため、誰かを好きになると、まず結婚願望があるのか気になってしまいます。
時には、結婚をほのめかし過ぎて、彼にドン引きされてしまうことも。
結婚を焦るがゆえに、以下のような失敗もしがちです。
ついつい会話が事情聴取になってしまう
アラサーになると、恋愛も本能や勢いだけではイケなくなりがち。
そのため、恋が始まる前に彼の情報をいろいろ知りたがり、会話が事業聴取のようになることがあります。
彼の方からしてみたら、まだ付き合ってもいないのに家族構成や将来設計などを聞かれるのはちょっと恐怖。
「結婚を焦ってる?」と警戒されてしまいます。
年下を好きになるのが怖くて断念してしまう
大人になると、学生時代とは違って、年の離れた人も恋愛対象になってきます。
時には年下を好きになってしまうことも。
10代の時なら5歳年下の男子はおこちゃまだったけれど、自分が30歳なら彼は25歳、もう立派な大人です。
そのため、年下の彼がカッコよく見えて、好きになることは普通にあります。
しかし、年齢差が気になり、自分から積極的になれなかったり、結局諦めちゃったり。
つい、自分の年齢を考えて卑屈になり、思い切ってアプローチできません。
駆け引きをしすぎて自爆する
女性もアラサーにもなると、恋愛偏差値も上がってきて、これまでの経験を生かしたアプローチをします。
しかし、時にはあれこれと考えすぎて、駆け引きしすぎてしまうことも。
男性の中には女性の駆け引きを嫌う人もいます。
敏感に「駆け引きされてる」と感じたら、そのままフェードアウトするかもしれません。
おばさんなんてと自虐してしまう
アラサーになると、「自分なんてもうおばさんだから!」と自虐ネタのように年齢を話す人が出てきます。
特に若い年齢層の職場に勤めていたり年下の男性を相手にしたりといった時にやりがちです。
自虐ネタは痛々しいし、「そんなことないよ」待ちの面倒な人と認識されてしまうかもしれません。
こなれた女を演じてしまう
アラサーでは自虐する人もいますが、反対に「こなれたイイ女」を演じたがる人もいます。
別に悪くはありませんが、現実と自分の認識が乖離していると、痛い人認定される可能性があります。
大人の片想いの叶え方とは?ジワジワ始まる恋もある
大人の片想いは、告白で白黒つけるものではなく、ジワジワと相手を追い詰め(誤謬がありましたね。正しくは「距離を縮めて」)、育てて叶えていくものです。
もちろん、振られてしまうこともありますが、一発勝負の告白よりも有利に進めやすい面もあります。
本当に、大人になると傷つけられるのが嫌なのですね…。
さりげなく接点を増やす
大人が片想いをしたら、告白ありきでなく、まずは相手を知り、相手に自分を認識してもらうことから始めます。
「通学電車で見かけるあの人に、ラブレターを渡すの!」なんてことは絶対にしません。
順序良く、お互いに知り合うことから始めるのです。
例えば「いつも会いますね。」とさりげなく接するとか。
同僚ならば、さりげなく休憩時間を合わせて話しかけたり、飲み会の席を近くに取ったり。
少しずつ、一緒に過ごす時間を増やし、お互いに知り合えるチャンスを作ります。
ここで「相性いいかも」となれば、次のステップに進み、「ちょっと違うわ」と思ったら辞めます。
これができるのも大人の理性と(ずる)賢さです。
相性で迷ったら、占いに頼ってみるのもあり。
普通の恋愛相談としても、話を聞いて相談に乗ってもらえます。
【電話占い・霊感占いラフィネ】厳しい採用基準をクリアした本物の占い師が多数在籍!初回最大10分無料キャンペーン実施中!
仕事帰りにちょっと飲む
相性良さそうな相手には、もう少し近づくためのアクションを起こします。
いきなり一緒に休日を丸一日過ごすのはハードルが高いので、最初は仕事帰りに一杯など、軽めの過ごし方がおすすめです。
二人で過ごすための理由をひねり出し、「○○のお礼におごるよ」とか「残業で疲れたね、一杯やってこ」とか。
面倒といえば面倒です。
でも、これも大人の駆け引きの一つとして、必要なこともあるんです。
その際に、ちょっとした恋のきっかけとなるアイテムもあります。匂いと見た目でドキドキさせる唇を作る美容液とか。
メール・LINEで距離を詰める
二人で短時間過ごせたら、その時にプライベートの連絡先くらいは交換します。
このへんからは、相手もこちらの好意に気づきます。
好意を察したうえで、相手に交際相手がいなくて、こちらを嫌っていないなら、連絡先の交換くらいはしてもらえるでしょう。
(よほどの人間嫌い・不信でないなら。)
これは、相手も嫌いでなかったら「とりあえずもっと知り合ってみよう」と考えるためです。
大人になると、お互いに「少しずつ」「知り合って徐々に」と思っているため、ここまでは進めやすくなります。
ポイント
まず押さえておきたいのは、まだ相手が自分を好きか分からないということです。
そのため、迷惑にならない程度(1日~2日に一度程度)の連絡を心がけることが必須。
連絡先交換ができたら、その日のお礼から始めましょう。
相手がノリノリなら、合わせて何通かやり取りしても大丈夫。
ただし追いかけすぎないように。
休日に誘ってみる
メールなどのやり取りで、相手が親し気になってきたところで、次の誘いをかけましょう。
なかなかハードルの高い、いわゆる「デート」の領域に入ります。
それまでのやり取りで相手の興味のあることなどを把握しておくことが重要です。
相手の好きなことや趣味、興味に合わせて誘いをかけましょう。
ポイント
できれば、自分も興味の持てることを選ぶとベター。
大体、人は30歳も過ぎると、一緒に過ごす相手が心から楽しんでいるか、お愛想で付き合っているか分かります。
そのため、興味が全く持てないことをデートに提案しても、
気のないことがバレて、雰囲気を悪くする原因になりかねません。
「好き」を匂わせてみる
いい感じでデートが進めば、そろそろ大詰めです。
相手も休日に出てくるくらいなら、そこそこ好意を持っていると考えて良いでしょう。
そこで、最終攻撃として匂わせをします。
こちらから誘った以上、相手はこちらからの最終的なアクションを求めていることが考えられます。
あっちもガツガツして「いやだわ、別にそんなつもりじゃないのに」と自爆のように振られるのは嫌なのです。
そこで、好きだという気持ちをあからさまに匂わせてみることをおすすめします。
交際のきっかけとなるアクションを相手が起こしやすいように仕向けるのです。
別にこちらからアクションを起こしてもいいですが、相手の意思も尊重して、最後は向こうに決めてもらいましょう。
「私たち、付き合ってるの?」を確認するには
大人の恋は、ジワジワと始まり、いつの間にか始まっていることもあります。
そうなると心配になるのが、付き合っているのかどうか。
曖昧な関係にも見えて、不安になることもあるでしょう。
また、不安に思うことがなかったとしても、はっきりとしていないなら一度確認しておくことをおすすめします。
もしかしたら、勘違いということもあるため。
ずばり聞く
二人の関係を明らかにするなら、一番手っ取り早いのが直接、本人に尋ねることです。
「私たち、付き合っているんだよね?」の一言で用は足ります。
相手が言葉を濁したら、向こうは「付き合っていない」と思っていたことになります。
その際の対応は…おまかせしますが、冷静かつ理性的な判断を望みます。
友達に紹介する・してもらう
もっとさりげなく確認したいなら、相手の友達に紹介してもらったり、自分の友達に紹介するのもおすすめです。
相手の友達に「恋人だよ」と紹介してもらえたらほぼ、安心して良いでしょう。
こちらの友達に会ってくれるのも、彼女だからこそのサービスと受け取れます。
いっそのこと、親に会わせてもらうという手もありますけどね。
あえて結婚観などディープなトコに踏み込む
あえて結婚観に触れるのも自分を相手がどう思っているか判断するのに役立ちます。
「結婚したいかどうか」「理想の新婚生活はどんな?」など、話しているうちに自分が彼の話の中に含まれているかどうかが分かります。
見極めが大変ですが、男性の本質も見えて面白い質問です。
「夢物語」で済ませられる内容だからこそ、気が緩み、本心が見えやすくなります。
結婚観診断チェックポイント!
他人事・絵空事として語る
彼が他人事のように話している場合には、残念ながら恋人とは思われていないかもしれません。
「子供は野球チームくらいで~」など、現実離れした理想論を語られた時も、本気で相手にされていない感じです。
あなたの気持ちも聞いてくれる
「俺はこうしたいけど、君は?」と聞かれるなら、明らかに彼の結婚観の中に自分が含まれていると思われます。
そこまで気持ちが煮詰まっていないまでも、あなたの考えを知りたい、知ろうという態度は本気の証です。
適当なことばかり言うビックマウス
一番望み薄いのはホイホイちゃらちゃらと語るケース。
恋人だともなんとも思っていなければ、いくらでも調子よく夢を語れるものです。
ちょっと気まずそうにする
反対に、まあまあ可能性があるのは、気まずそうに話を逸らすケースです。
恋人だと思っているからこそ、「彼女」が結婚をねだっているように感じるのでしょう。
大人の片想いはスマートに
大人になると、傷つきたくない、相手のことも傷つけたくないと思うようになります。
そのため、恋愛や片想いの進め方も、少しまどろっこしい感じに。
ガンガン進めたい気持ちも分かりますが、相手への配慮を忘れずに、できるだけスマートであからさまにならないように、進めるのがマナーです。
ただし、曖昧にしてはいけない部分はハッキリとさせ、誤解のないようにすることも大切です。