ピスタチオはナッツの一種で、おつまみやおやつに食べられるものです。
またピスタチオの香りや味を付けたスイーツもあります。
最近、若い人の間で流行っているナッツ、ピスタチオの効果効能や効果を引き出す食べ方を解説します。
もくじ
ピスタチオの栄養素
ピスタチオナッツには、ビタミンB群や食物繊維、カリウムなどが良いバランスで含まれています。
これら栄養素のおかげで、ピスタチオは高い効果効能を持っているのです。
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンK
- 鉄
- 銅
- 食物繊維
- カリウム
- β-カロテン
クルミの栄養素・効果効能とは?効果の引き出し方・おすすめの食べ方
ピスタチオの効果効能
ピスタチオはナッツ類の中でも、いろいろな良い効果があるナッツです。
ピスタチオにはどのような効果があるか、見てみましょう。
むくみ解消効果
むくみは塩分の摂りすぎでナトリウムが多くなることが原因で起こるものです。
体内の塩分濃度が多いようなとき、薄めるために体内に水分を溜め込みます。すると、むくみの症状が出ます。
塩の中のナトリウムを排出するのが、ピスタチオにあるカリウムの働きです。
ただし、ピスタチオについている塩もむくみの原因になる可能性があります。
ピスタチオをむくみ解消のために食べたいなら、食塩無添加のものを選ぶようにしましょう。
骨密度の改善効果
ピスタチオに含まれているビタミンKは骨の形成を高める効果と骨からカルシウムが溶け出すのを抑える効果があります。
ピスタチオの効果で、骨密度を高め、骨折や骨粗しょう症のリスクを減らしましょう。
腸内環境の改善
ピスタチオの食物繊維は腸の善玉菌の餌になって、腸内環境を改善する手助けをしてくれます。
ナッツは食物繊維が多いと言われますが、ピスタチオには他のナッツよりも不溶性食物繊維が豊富です。
不溶性食物繊維は、便通を良くする働きがある食物繊維です。
アンチエイジング効果
ピスタチオに含まれている β-カロテンやルティンは、活性酸素を除去する抗酸化作用を持っています。
活性酸素はDNAを傷つけて、細胞の機能を低下する物質です。
活性酸素が多くなると、生活習慣病や老化などのリスクが大きくなります。
疲労回復効果
ピスタチオには、食べたものを体のエネルギーに変換するための栄養素、ビタミンB2やB6があります。
それに加えて、栄養や酸素を運ぶ血液を作る鉄や銅もあります。それらの栄養素が疲れにくい体を作ってくれます。
美肌効果
ピスタチオのアンチエイジング効果はお肌の方にも良い効果をもたらします。
β-カロテンやルティンは肌の細胞を若々しく保ちます。
新陳代謝も良くなり、お肌からメラニンを減らしてシミを予防する効果も期待できます。
脂肪燃焼効果
ピスタチオのビタミンB2は、摂取した糖質を素早くエネルギーとして消費してくれる栄養素です。
脂肪燃焼の手助けにもなります。
ピスタチオの効果を引き出す食べ方のコツ
ピスタチオは健康にも美容にも良いナッツですが、どのように食べると効果が引き出されるでしょうか?
効果を最大にするための食べ方を学びましょう。
また、1日の摂取量も守ることが大切です。
良い食べ方
ピスタチオはたくさんの栄養素を持っています。その栄養素を取れるように、良い食べ方を心掛けましょう。
殻が付いているピスタチオを選ぶ
ピスタチオを購入する時は、殻付きを選ぶことが大切です。
食べるときまで殻を付けておくと、風味が維持されます。ピスタチオは湿気に弱いのですが、殻がないと湿気にさらされてしまうこともあります。
ただし、うす皮の下からあらわれる緑色はピスタチオ独特のカラーで、カビではありません。
渋皮ごと食べる
ピスタチオの表面は赤茶の薄い渋皮で覆われています。
この渋皮には食物繊維が豊富に含まれており、渋皮があるまま食べるのがおすすめです。
β-カロテンやルテインは色素の一種なので、色の濃いピスタチオを選ぶとβ-カロテンやルテインの栄養素をより補給することができます。
1日に食べていい量
ピスタチオの1日摂取目安量は40粒程です。
40粒であれば、約150kcalくらいになります。
ダイエット中は、朝・昼・夜にそれぞれの食事前に数粒程度のピスタチオを食べるのがおすすめです。
ピスタチオに含まれる不溶性食物繊維は胃の中で膨らんで満腹感が得られるため、食べ過ぎを防ぐ効果があり、ダイエット時にも合います。
ピスタチオを食べて元気に美しく
ピスタチオは健康や美容に良いナッツです。
ピスタチオを食べて元気で美しい自分になりましょう。
ピスタチオは食べ方や食べる量を守って食べることが大事です。
おいしく正しくビスタチオを食べましょう。