こんにちは。晴太 空(はれた そら)です。
2/13の夜、東北地方南部を中心に、広い範囲で大きな地震がありました。
晴太の住む東京でも夜中の地震でかなり揺れ、とても驚きました。
そして、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。
間もなく2011.3.11東日本大震災から10年。
忘れてはいけない出来事であり、防災について自分できることをしようと思いました。
もくじ
災害はいつどこで起こるのかわからない出来事
災害と一口に言っても、地震だけではなく、台風、水害、また最近ではコロナ対策として、家の中で過ごさなければならない場合もあります。
2/13夜中にあれだけの大きなが地震があったにもかかわらず、被害が最小限だったことは、
日頃の備えがあったからだと、専門家の人も言っています。
1人1人が日頃から備え、災害の時はどのように行動すべきかを、実行できたからでしょう。
我が家はどうなのか見渡してみると・・・。
「やっておいたほうがいい。防災意識を持って生活をしよう。」
心には思ってはいるのですが、準備ができていない自分がいます。
晴太が2021年2月時点で準備していること
- 大きい家具の固定
- 飲み水を常に(2ℓx12本)
- 非常食(インスタントラーメンやスープ、ごはん、餅)
- 懐中電灯(各部屋)
- カセットコンロ (ガスが期限切れだった・・。)
- 緊急非常用トイレ(10回分)
- マスク アルコール消毒
- お風呂の残り湯をペットボトル入れる(←これについては後で書きます。)
- ラジオ(使えるかどうか?)
と書き出してみて、ぜんぜん足りないよ!と突っ込まれそうです。
防災と減災について
災害というのは想定外のことが起きて、大きな被害が起きてしまいます。
防災は災害を防ぐということですが、被害ゼロということは難しいでしょう。
なにしろ、想定外ですから。
ならば、被害は出るかもしれないができるだけ減らす ⇒ 「減災」という考えです。
例えば、物が落ちてきてお皿が1枚なのか、10枚なのかでは被害が全然違います。
お皿が壊れたとしても、床に散乱してしまったのか、それとも食器棚の中で壊れてしまった。
どちらの方が片づけの負担が少ないでしょうか。
減災の第一歩はモノを減らす
なるべくモノが散乱しないためには、使わない物は処分するのがいいでしょう。「断捨離」です。
部屋の中での避難するときに物に足を引っかけたとか、上から落ちてきた物でけがをしたという話を聞きます。
今使っていない、いつ使うかわからない、今後も使わない物が命を守ってくれることはありません。
散乱した荷物の中にあるもの全て使っていますという方はいるのでしょうか。
被災後に使っていないもの、これからも使われない物を少なからず、片づけているかもしれません。
片づけは自分1人ではできないので、ボランティアの人達にも手伝ってもらわなくてはなりません。
やはり自分で使えるものは限られています。
減災の「基本のき」はモノを減らすことです。
片付けられない主婦のためのヒントとコツとは?片付けの基本を知ってシンプルライフへ!
防災グッズは「断捨離」しない!
非常時の防災グッズは断捨離とは全く反対の概念で準備が必要です。
無駄になってもいいから、十分に備えましょう。
今は使わない、いつ使うかわからない。できることなら使う事態にならない日が続いてほしいです。
けれども、もしものときにそれらがないと命にかかわります。
避難所に行けば、何とかなる。国や自治体が何かをしてくれるということは考えないほうがいいです。
助けに来てくれるのは災害直後ではなく、ある程度収まってからなので、
その時までは自分で何とかしなければなりません。
家族の人数 x3日分を準備しよう
我が家は3人家族で、一応自分のことは自分でできる大人3人です。
同じ3人家族といっても、子供が小さい場合やお年寄りがいる場合など、
それぞれの家庭の事情に合わせて準備が必要です。
とは言っても何からしたらよいのやら?
何か基準になるものから、足したり引いたりしていきましょう。
参考にしたのが、「東京くらし防災」女性視点での防災について東京都から発行されています。
無料というところがうれしい。図書館や役所などに置いてあります。
↓↓ダウンロードも可能。
とりあえず始められそうなことから防災を
防災グッズというと、デザインは二の次でちょっと部屋に置くのを躊躇してしまいます。
非常食も「乾パン」や缶詰など普段食べ慣れていないものは、きっと非常事態だとなおさら食欲がなくなります。
自宅で何とかしのぐためには、普段の生活の延長線に減災を入れてみることをお勧めします。
日常備蓄を心がける(ローリングストックとは)
普段使っているものを、常に少しだけ多めに備えておき、使い切ったら追加でストックすることを「日常備蓄」「ローリングストック」といいます。
古い物から消費して、新しい物を補充。これを繰り返すことで、無理なく備蓄できます。
食品は賞味期限をわかりやすくマスキングテープなどに書いてわかりやすくしておく。
スマホのリマインダー機能などでチェックする日を設定しておくと忘れません。
軽いものはスーパーの特売で、重いものは定期的に通販で。
目安になるものが東京都の防災にあるので参考にしてみてください。
今すぐ準備したほうがいいもの
水
1日3ℓ(2ℓ⇒料理やお湯を沸かす、500㎖x2⇒個々に飲むことができる)
お風呂の残り湯をペットボトルに毎日お風呂で何本が汲んでおく(2日くらいで使い切る)
料理以外で台所で活用。汚れた鍋やフライパンを水に浸しておくときなど。
ベランダの掃除や花のみずやりには十分使えますし、常時は手洗いやトイレなどで使えます。
懐中電灯
手で持つタイプと、机に置けるランタンタイプ。
ヘッドライトやネックライトは両手が空くので便利。
懐中電灯が使えるかどうか、定期的にチェックしましょう。
電池やモバイルバッテリー、スマートフォンの充電
常に50%以上を心がけます。
充電しようというタイミングで停電になるかもしれません。
台所の整理
刃物類は使ったら収納しておきましょう。
出したままだと、飛んできて凶器になる!
ものも心もいつかのために備えて
細かいところまであげればキリがないのですが、想像力を働かせて
今、ここで災害に遭ったらどうするか?ということが必要です。
そして、モノの準備と同時に、自分の体調はできる限り良い状態でいられるように心がけましょう。
例えば、断水で水をもらいに行かなければならなくなった場合など、体力がないと厳しいです。
そして、人とのつながりを大切にしていきたいです。
10年目の3.11に思いを寄せて