こんにちは。晴太空(はれた そら)です。
コロナ禍の緊急事態宣言後に子供達のオンライン授業や、会社で働いている人は
テレワークを余儀なくされました。
使ってみて、優れている点も良くない点も見えてきました。
わたしが経験した中でのオンライン授業やテレワークの徒然を書いてみました。
もくじ
◆突然のオンライン授業の始まり
教える先生も授業を受ける生徒も、お互い初めての経験で戸惑うことばかり。
まず、画面に繋がるところまでが一苦労です。
画面に顔が映っていない、声が聞こえない、雑音が入る、
こちらの声が相手に聞こえていない。
これらが最初の関所!
ジェスチャーや紙に書いたものをカメラに映したりして、あたふた。
でも、実はほとんど操作上の問題なので、ボタン1つ押せば、解決です。
高校生にもなれば、うちの息子もスマホで問題なくやっていました。
ただし、小学生や中学生の子供の場合パソコンの操作に慣れていないので、
親が側についていなければならないという負担があります。
息子の高校のオンライン授業の朝の1コマ。
8:45開始、先生が1人ずつ点呼が始まります。
先生:「山田!山田太郎!え?山田いる?はい、マイクオンにして。」
山田:「はい。」
先生:「佐藤花子!」
佐藤:「はーい。」
先生:「はい、顔出して、もう少し。顔見せないと、欠席ね。」
「あ、山田!マイクミュートにして。」
先生:「はい、田中。た・な・か! 田中!寝てるの?だれか、田中起こして!」
と、こんな調子で35人の点呼が続き10分以上時間費やす・・。
親はなるべく静かにしているので、先生の声がよーく聞こえてきます。
◆オンライン授業の種類
【オンデマンド型】
あらかじめ録画をして準備をしてある内容を視聴するタイプ。
スタディサプリなどがこれにあたります。
好きな時間に見られて、繰り返し戻って見る事ができるので、
自分のペースで勉強が進められます。
当然、見せるのを前提に考えて作られているので、板書や話す内容もまとまっていて、
非常に優れた内容です。
他にも無料で見られるトライイットもあります。
息子の学校では、普通に学校の授業でスタディサプリの動画を生徒が見て、
先生の説明は無し!という授業もあったそうです。
たしかに非常に優れた内容ですが、受ける側の生徒は受け身になってしまいます。
モチベーションの高い子には、相乗効果で良い結果につながります。
でも、そうでない、いわゆるあまり勉強が好きでない子にとっては
音や映像が流れているだけになってしまいます。
【双方向型】
これは先生も生徒も同じ時間に同じツールを使って、
ライブで繋がっているタイプの授業です。
オンライン授業は殆ど双方向型を想定しています。
ZoomやMicrosoftTeamsやSkype、ロイロノートなどを使って行います。
教室の中での授業はオンラインで殆どできます。
ただし、先生対生徒1人1人の対話は良いのですが、
先生が許可しないと生徒同士の会話はできないのが難点。
教室で隣の人とちょっとおしゃべりをする、ちょっと今どこ勉強しているの?教えて。
というのができないのです。いわゆる、生徒同士の横のつながりがない。
◆オンライン授業のメリット、デメリット
【メリット】
・移動時間の節約、交通費がかからない
・遠くにいても同じ授業が受けられる (海外からでも同じことができる!)
・教室にいるよりも、周りを気にせず発言することができる
・チャット機能などで、先生に質問などがしやすい
【デメリット】
・インターネット環境が悪いと使い物にならない!
・大容量のデータだと、通信量の消費が激しい
または、受け取れない(特にスマホ)
・目や肩が疲れる (スマホだとなお更)
・お互いの生活が見えてしまう(部屋や生活音)
・子供が勉強しているふりができる
この機会に、自分の苦手教科を克服させるのもいいかも。
自由時間をただ、ダラダラ過ごさないために、授業や課題以外の勉強を取り入れるのはおすすめです。
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◆教師の側から見たオンライン授業
実は、わたしも日本語学校のオンライン授業をテレワークで行った1人です。
以下は、教師側から見えたオンライン授業のダメなあるあるです。
・オンラインのカメラに顔を映さない。
なぜなのか、理由を聞いてみると、
化粧をしていないから、服を着ていないから。(はあ?怒)
・おでこギリギリで帽子をかぶって、始めに出席・・・ところが。
気づいたら帽子だけカメラに映して、画面から消える。
呼びかけに応じないので、欠席扱い。(怒)
・授業中にこっそりゲーム
授業で繋がっているスマホと、同じ方向にパソコンを置き、それでゲームをしている。
パソコンのゲームの光が、顔に反射していて、教師にバレている。
・ベッドに横たわって授業を受けている。
または、天井だけ映っている。
・相手の生活が見える。
部屋干しの洗濯物が丸見え。電子レンジの出来上がり音チン!が聞こえる。
◆これからのオンラインの見解
導入されて間もないといことで、オンライン授業はお互いが試行錯誤の連続です。
その中でも、便利な点や良い点は取り入れて、
不便だけど仕方ないという点は工夫して活用していけば、
世界が広がるとでしょう。
「私はオンライン授業なんて、できません。パソコンわかりません。」と言って
動かなければもう化石になってしまいます。
必ず、周りに自分よりできる人がいるはずなので、ぜひ教えてもらいましょう。
また、今はインターネットで「初めての○○の使い方」というのを検索すると、
動画やすばらしい図解つきで載せています。とてもわかりやすいです。
わたしもかなりの機械オンチです。でも、トライ&エラーの連続で何とかできました。
しばらくすると、そのエラーは笑い話コレクションになると思います。