働き方・副業のヒント

大学生のバイトはおすすめ?バイトのメリット・おすすめのバイトや不向きのバイトを紹介

独立行政法人日本学生支援機構が2018年11月に実施した「平成30年度学生生活調査」では、4年制大学の昼間部に通う学生の中で「過去1年間にアルバイトをした」と回答した人は86.1%になりました。

つまり、大学生のうちバイトをしていない人の割合は2割以下で、少数派になっているようです。

しかし、周囲でバイトを始める人も多くなり、自分もバイトをすべきか迷うことも多くなるでしょう。

バイトは学生生活では得られない経験やスキルなどを身に付ける良い機会になります。

しかしバイトをしないことによるメリットもあります。

人によってはバイトをしないほうが充実した大学生活を送れる可能性もあるでしょう。

バイトをしないメリットとバイトするメリット、大学生におすすめのバイトについて解説します。

大学生におすすめのバイト

大学生におすすめのバイトは以下の通りです。

個人経営の飲食店のバイト

個人経営の飲食店でのバイトは、大学生にもやりやすいです。

店長が面倒見の良い人だったら、さらに良いでしょう。

接客スキルを磨くこともできます。

スーパーマーケットのバイト

スーパーのバイトは、レジ担当や品出し担当の仕事多いです。

また、お店によってはお惣菜やお弁当作り・青果コーナーなど部門別の担当になることもあります。

レジ担当でも、POSレジ完備のところが多く、自動釣り銭機能がありなら、操作方法を覚えるのはそれほど難しくありません。

品出し担当は、商品を並べる仕事や棚卸し、店内で声を掛けられたお客様への案内などをします。

スーパーマーケットでは、バイトにも丁寧に指導してくれるため、初めてのバイトでも安心です。

ホテルのバイト(ラブホテル以外)

ホテルでのバイトは、ベルボーイや清掃担当になります。

ホテルではいろいろな人が働いており、社会勉強にもなります。

また、ベルボーイになる人は、接客スキルを磨けます。

コールセンターのバイト

コールセンター業務は、お客様に電話を掛ける業務です。

電話ですが接客スキルも磨けます。

大学内のバイト

大学生のバイトとしては、大学内のバイトがおすすめです。

大学でのバイトなので、学業に支障をきたすようなことを要求されません。

大学生に絶対おすすめしないバイト

大学生がよくやっているバイトの中にも、ほんとはおすすめできないバイトがあります。

コンビニのバイト

コンビニエンスストアでのバイトは、日勤だけではなく夜勤もあります。

そのため、大学生が大学に行きながらやりやすいと思われがちです。

しかし、夜勤で夜に働くことで、学業に支障をきたすことが多くなります。

居酒屋のバイト

居酒屋は、慢性的に人手不足で、とにかくシフトの融通がきかないところが多くなります。

そのため、友達と遊ぶ予定ができた場合にも、休みをもらえません。

また、インターンなどの予定も立てられません。

リゾートバイト

リゾートバイトは楽しく華やかで、大学生に人気です。

しかし、リゾートバイトは、残業が多く体力的に負担が大きくなります。

通常のバイトとは異なり、寮に住み込みで働くため、残業させやすい環境でもあります。

人気の観光地となると、さらに業務が忙しく激務になることも多くなります。

塾講師

塾講師は大学生のバイトとして高給に見えるものですし、大学生だからこそ務めることができます。

しかし、拘束時間を考えると時給は良くはありません。

また、責任も重く、バイト時間は固定なので休みを突如取りたいと思っても無理です。

倉庫・工場での軽作業

工場の軽作業は人と話さないのでおすすめできません。

バイトで見識を広げたい大学生にはあまり向いていません。

パチンコ屋のバイト

タバコの匂いがキツくて気分を悪くする、店内の音が大きくて耳が悪くなるなど、体調の心配があります。

時にはパチンコ玉を1日中上下に運んだりするため、筋力がないと疲れてしまいます。

バイトと学業を両立したい大学生には大変すぎるバイトです。

また、パチンコを楽しみに来ている人との交流もあまりおすすめしません。

健全な考えを持っていないお客さんもいるため、前途有望な大学生がかかわらないほうが良いでしょう。

大学生がバイトをしないメリット

大学生がバイトをしないメリットを紹介します。
バイト経験そのものが就職活動に影響するわけではありません。
しかし本当にバイトをしなくていいのでしょうか。

精神的に余裕ができる

バイトを始めると、業務で覚えることが増えたり、バイト先での人間関係に悩んだりすることでストレスを感じる可能性もあります。

バイトをしなければ、ストレスを感じることが減り、精神的に余裕をもって学生生活を送ることができるでしょう。

おしゃれを制限されない

バイト先によっては、従業員の服装や髪型などに規定があります。

働く際には規定を守る必要があるため、好きな髪型にできなかったり、ネイルやピアスなどおしゃれを我慢しなくてはならなかったりするでしょう。

バイトをしないのであれば、好きなタイミングで髪の色やネイルを変えられます。

おしゃれを思い切り楽しみたい大学生にとっては、おしゃれを制限されないのは大きなメリットといえます。

自由な時間ができる

自由に使える時間が最大限確保できることもバイトをしないメリットです。

バイトをしてないと、授業が終わったあとの時間を勉強やサークル活動、趣味といった自分のやりたいことに費やすことができます。

長期の旅行やインターンなどをしたくても、なかなか都合が合わせづらい予定も組むことができるため、貴重な経験ができる可能性も広がるでしょう。

大学生がバイトするメリット

上記のようにバイトをしないメリットもありますが、バイトをするメリットもあります。
どちらのメリットが大きいか見てみましょう。

お金を稼げる

バイトをするとお金を稼げます。

学校のない時間だけで入るため、時間も金額も限られますが、ある程度は稼げます。

バイトの収入がないことで、金銭的に余裕がなくなることもあるでしょう。

学費の工面に難航したり、欲しいものを買えなかったり、同じサークルの友達との飲み会に参加できなかったりする可能性があります。

お金に余裕がないことで悩みが増え、学生時代のうちにしか経験できない機会を逃してしまう恐れがあります。

人脈を作れる機会を作れる

バイト先では、学校では知り合うことのない人と関われるチャンスがあります。

同世代の従業員だけでなく、上司やお客様など、幅広い人との交流が生まれます。

バイトだけでなくボランティアやインターンシップなどに参加していれば学校以外の人脈も作れるかもしれませんが、大学以外のコミュニティに所属していない場合には大学以外の人との人脈を作るのは難しくなってしまいます。

社会勉強ができる

バイトでは、言葉遣いや時間管理能力など、社会で働く上で必要なことを学べる環境があります。

書籍やネットで調べてビジネスマナーを学ぶことも可能ですが、実際に働いてみないと分からない部分も多いでしょう。

最低限のビジネスマナーを身に付けておかないと、社会人になってから恥ずかしい思いをすることも考えられます。



面接無しで最短その日から仕事可能【プチジョブ】

大学生のバイトは慎重に選ぼう

バイトをすることで、貴重な経験を得られるのは事実です。

しかしバイト以外にも、大学生としてやるべきことはあります。

バイトをしたいと思ったら、バイトをしないメリットも把握し、さらに学業に支障をきたさないバイトを選びましょう。

広告

-働き方・副業のヒント
-,

© 2024 暮らしを彩るワンポイント Powered by AFFINGER5