こんにちは。
シングルマザーとして、そしてフリーランスとして生きてきた筆者、ねこたが、フリーライターとしての独立するまでのリアルな体験をほんの少しだけ紹介します。
これまで楽な道のりではありませんでしたが、息子を育てるのに問題ないくらいは稼げるように働いてきました。
私ねこたのシングルマザーになった経緯を知りたい、奇特な方はこちらも合わせてご覧ください。
シングルマザー歴15年、始まりは私のわがまま(たぶん)【シングルマザーの独り言】
もくじ
副業スタート
運命の時は突然に訪れるもの。
一生OLさんとして暮らしていくものだとばかり考えていましたが、ライターへの道は私の目の前に突如現れたのです。
経理人ねこた、突然ライターの道に
いろいろあって、小さな企業の経理課に配属、働き始めた私。
会社の大きなお金を数える仕事に、気持ち悪いほどの喜びを感じつつ働いていました。
しかし、私のあまりの処理の速さに業務中もヒマな時間を持て余すように。(自慢)
そこで、勝手に会社のPCを使い、ネットサーフィン。
ふと「学生の頃は小説とかポエムとか、書いてたな」と思い出し、内職サイト(今でいうクラウドソーシングサービス)を検索しました。
手当たり次第に申し込み、最初に取ったのは、とあるエロ系記事のライティング。
たしか1文字あたりの単価が0.1円にも満たなかった気がします。
書いた記事はメールで送信して、報酬は銀行振り込み。
今のようなクラウドサービスが仲介して「仮払い」するシステムもありませんでした。
どうやら気に入ってもらえたようで、次の仕事も、またその次も……仕事は継続されました。
経理も楽しい仕事だったよ!
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就職したい女性が取るべき資格とは?定番の簿記やはり食える!【シングルマザーの独り言】
ちょっとライターの道を考えだす
順調に副業ライターとして仕事をもらえるようになった私。
少しずつ欲が出てきます。
でも、やはりシングルマザーとして子を育てている身ということで、すぐには動けません。
そこで、今やっている副業で1カ月分の会社の給料を稼げるか、テストすることにしました。
そのタイミングでやっていたのは、クラウドソーシングサービス「ランサーズ」を介したライティングでした。
仕事量はたっぷりあり、お願いすればいくらでも仕事をもらえそうな状況。
これを足掛かりにフリーライターになろうと目論みました。
Bizseek(ビズシーク)とは?副業やフリーランスで稼げるかクラウドソーシングを検証
フリーライターになるには?仕事内容と始め方をチェック【クラウディア】
フリーランスで生活できるか計算する
その時の仕事は医療系ライティングで、時期はいろいろとルールが厳しくなる前。
記事単価も高いお仕事で、稼ぎやすかったです。
しかし、それだけに頼るのは怖いので、少し前から広告代理店とビジネス系サイトで直接取引の仕事もするようになっていました。
その頃、書ける文字数はだいたい1時間あたり2500文字。単価はその頃、平均で0.8円ほどでした。
単純計算で8時間ライティングした場合、2500文字×8時間×0.8=16,000円
無鉄砲で単純な私は、「よし、いける」と即断。
そして、メインとなる医療系ライティングを増量してもらい、大体月15万円~18万円は稼げるように準備を整えました。
また、半年分くらいは稼げなくても生きていけるだけの貯金があることを確かめました。
フリーランスとして独立するにあたって必要なアレコレはこちらの記事で。
会社を辞めてフリーランスに
以下の備えを準備して、ねこたはフリーランスになりました。
- メインの医療系記事
- 広告代理店とビジネス系サイトの直接取引
- 半年分の生活ができる貯金
フリーランスになった途端に仕事を失う
会社は円満退職、順風満帆なスタートに見えました。
ところが、これまでメインにしていた医療系ライティングが、とある事件で一斉に休止、私は一気においしい収入源を失うことになったのです。
※とある事件については、おそらくニュースなどで知っている人も多いと思います。
大手医療系サイトがちょっと問題になり、閉鎖されました。
【FREENANCE】フリーランスのお金と保険のサービス!無料で仕事中のリスクをカバー
焦りはしたものの、考えていても仕方ないので、サブで仕事をもらっていた広告代理店とビジネス系サイトへ声をかけることにしました。
内容は一言「まとまった仕事ください。なんでも書けます」
フリーランスで生きるためには、自信と過信、ハッタリも大切です。
待ち時間は、手あたり次第、クラウドソーシングでタスク案件とプロジェクト提案に明け暮れます。
(上のクラウドソーシングは全部登録しておいてムダはないです)
再び単価の低い仕事から一歩ずつ
広告代理店とビジネス系サイトは、それぞれに仕事を増量してくれました。
細々とですが、継続してきたことが認められたようです。
最初は単価の低い仕事でしたが、徐々に信頼を得て、単価の高めの仕事ももらえるようになりました。
信頼を得るために気をつけたのは、以下の点です。
- 納期は守る、なんなら1日前に納品する
- メールとチャットは即返す
- 質問はくだらないことでもジャンジャンする
- 差し戻し・NGの指摘を受けたら「勉強になりました!ありがとうございます!」
また、自信を持ってできる得意な仕事をもらうために、以下のアピールもしました。
- 納品の際に「これは書いてて楽しかった」と言い添える(嘘はダメだよ)
- 仕事の提案を引き受ける際に「得意なので嬉しいです」と言い添える
- 「もうちょっと深掘りしなくていいんですか」と質問&提案してみる
3つ目はちょっとえげつないですが、
先方の希望する内容よりも一歩進んだ内容を提案することで、知識あるアピールになります。
ちなみに、ライターになりたての頃、ちょっとした報酬未払いトラブルに遭ったこともあります。↓↓↓
【体験談】フリーランスに未払いトラブルはつきもの!実際にあった悪質業者の話と対策
売れっ子じゃないけど生活できるフリーライターに
そして今、ねこたはライター一本で食っていけるくらいにはなりました。
息子は私立高校から私立大学へ進学。
奨学金はもらいましたが、なんとか受験させてやることも叶いました。
WEBライターだけでここまで出来たら御の字です。
私の最近の文字単価は、1文字1円~1.5円とあまり高くはありません。
しかし、書くスピードが速い自分にはちょうどいいかなと思っています。
また、こちらから何も言わなくても、会社の方でスケジュール組んで、仕事をもらえるのも楽です。
今は、定期的な仕事が3件、誰も対応できないようなおかしな案件(!)が不定期でいくつか、舞い込みます。
これからも、自分のブログを書いたりしつつ、ライターとして生きていくつもりです。
自分の好きなことを書くのもいいですが、「これ書ける?」「誰もできないからお願い!」と依頼されるのも楽しいです。
意外性に富んだ依頼を受けて(押し付けられて)、いろいろな新しいことに触れるのも私には向いているようです。
ねこたはすべてのフリーランスさん、ライターさんを応援します!
副業からフリーランスへ行きたい人へ。