マイナポータルは、その名前の通り、マイナンバー関係のポータルサイトです。
そのポータルサイトのスマホアプリもできて、色々な人に「それって何?」と不審がられることも多くなります。
これは「マイナポータル(アプリ)って何?」という疑問に答えられる記事なので、見てください。
もくじ
マイナポータルとは?
マイナポータルとは、政府が運営するオンラインサービスです。アプリも使えます。
マイナンバーを持っている国民が利用できますが、使うときにはマイナンバーカードが必要になります。
マイナポータルのできること
マイナポータルでは、時や場所を選ばず行政の手続きができますし、税金関係や健康保険関係の自身の情報や行政からのお知らせを必要な時に確認できます。
妊娠や出産の届け出、子育て費用の補助や高齢者や介護が必要な人の申請などが可能です。
また、e-Taxやねんきんネット等の外部ウェブサイトとつなぐことで便利に使えます。
IDやパスワードを入力することなくログインできますし、マイナポータルでつないだ外部のサイトのお知らせを確認できます。
マイナポータルのセキュリティ
マイナポータルを使えば色々なことをみられるから、セキュリティが心配という人もご安心ください。
マイナンバーカードを使った認証を行うため、セキュリティが高く安心してサイトを利用することができます。
マイナポータルを管轄している省庁
マイナポータルを管轄している省庁は、デジタル庁です。
デジタル庁が運営するオンラインサービスです。
デジタル庁とは、日本のデジタル化を促進する行政機関で、マイナンバー制度を管轄しています。
マイナポータルアプリのメリットとデメリット
マイナポータルアプリを使うことにはメリットがありますが、逆にデメリットも感じる可能性があります。
マイナポータルを使いたい人はメリットとデメリットを見比べて、使った方がいいか、考えることも必要です。
マイナポータルアプリを利用するメリット
マイナポータルを利用すると、下のようなメリットを感じることがあります。
確定申告や年金手続きが簡単にできる
マイナポータルを使えば、確定申告の手続きや年金の手続きができます。
外部サイトとの連携機能を利用することで、確定申告や年金の手続きをオンラインでやれます。
従来は税務署や年金事務所で手続きを行う必要がありましたが、マイナポータルと連携することで確定申告も年金の手続きも電子申請することが可能となります。
自分自身の個人情報が適切に管理させているかを確認できる
マイナポータルには行政機関が保有している自身の個人情報を確認する機能があるので、やりとり履歴機能によって自分の個人情報がどのように扱われたのかを確認することができます。
確認は個人情報保護法に規定された「開示請求権」を行使することでできますが、マイナポータルを使えばそのような手間をかけずに確認できます。
ログインにICカードリーダライタが不要
マイナンバーカードを持っている人は、パソコンでもICカードリーダライタを使えばカードを読むことができますが、マイナポータルアプリであればマイナンバーカードをスマホをかざせば読めます。
マイナンバーカードを読むためにICカードリーダライタを買うことも必要ありません。
マイナポータルアプリを使うデメリット
マイナポータルはメリットだけではなく、デメリットもあります。
使いたい人は、デメリットも見て自分に合っているか検討してください。
マイナポータルの使い方がわかりづらい
マイナポータルは使い方が難しいものです。
特にお年寄りやスマホに慣れていない人は、アプリの使い方が分かりません。
また、マイナポータルのメニューも、何ができるのかが分かりにくいです。
マイナポータルへのログインが面倒
マイナポータルへログインするためには、自分のマイナンバーカードのパスワードを入力し、マイナンバーカードを読ませることが必要です。
ログインに手間がかかるため、マイナポータルでできることがあっても面倒くさくなります。
マイナポータルに対応したスマホが必要
マイナポータルはどのようなスマホでも使えるわけではありません。
マイナポータルに対応したスマホでなくては使えません。
そのため、マイナポータルをインストールして使いたい人は、マイナポータルに対応したスマホを入手することが必要です。
マイナポータルを使うときの注意点
マイナポータルは、スマホでマイナンバーを使って、自分の(行政上の)情報を知れて、いじれるものです。
そのため、他の人に見られたりいじられたりしないように、気を付けて使用しなければいけません。
- マイナポータルでログインしたままでスマホを置きざりにしない
- スマホとマイナンバーカードを置きざりにしない
- マイナポータルが入ったスマホを他人に預けない
自分のマイナンバーカードとマイナポータルアプリを入れたスマホを置きざりにして、他人が見られるシチュエーションを作ることは、自分の個人情報を人目にさらしていることと同じです。
また、マイナンバーカードを他人が自由にできるシチュエーションも、みんながマイナポータルアプリを持っている状況では危険です。
マイナポータルアプリを使うことで、他の人のマイナンバーカードを読むこともできます。そのため、スマホだけでなくマイナンバーカードも他人に預けないようにしましょう。
マイナポータルでマイナンバーカードを便利に
マイナポータルアプリはマイナンバーカードを便利に使えるスマホアプリです。
マイナポータルに対応できるスマホを持っている人はマイナポータルを利用して、便利に行政サービスを使いましょう。
ただし、使い方によって危険もあるアプリであるため、注意して使うことが必要です。